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2006年02月19日(日) ■ |
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海賊ジョリーの冒険〈1〉死霊の売人(カイ・マイヤー) |
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●読了:海賊ジョリーの冒険〈1〉死霊の売人(カイ・マイヤー) 内容(「BOOK」データベースより) 14歳にしてカリブにその名を馳せる海賊ジョリー。彼女には、ほかの人にはない不思議な力があった!海洋冒険サスペンスシリーズ第1弾。
にぎやかで楽しかった。 図書館で借りた本。カイ・マイヤーは【鏡のなかの迷宮3部作】がわりと面白かったので、新刊が出たら読むことにした。本書は新シリーズの1巻なので、これ以上の判断は棚上げしたまま内容の紹介。 18世紀初頭のカリブ海を舞台にした海賊の話という触れ込みなんだが、異世界、魔法、死霊、水の上を歩ける人たち(ミズスマシ)等ファンタジー的要素の印象が強すぎて、海賊は舞台設定を借りただけという印象だ。危機が迫るといつも魔法で切り抜けるので、どうしてもそんな感じがしてしまうんだよね。「海賊もの」を期待して読むと微妙に裏切られた気持ちになるかもしれない。もちろん、これはこれで面白いけど。
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