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2006年02月10日(金) ■ |
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『山の上の交響楽』ハヤカワ文庫JA(中井紀夫) |
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●『山の上の交響楽』ハヤカワ文庫JA(中井紀夫) 内容(「BOOK」データベースより) 山頂の奏楽堂で演奏に一万年もかかる交響楽を演奏し続ける楽団は、演奏開始三百年のいま最大の難所〈八百人楽章〉を迎えていた。前代未聞の楽器製作や大量の写譜に大わらわの楽団員の姿を描き’88年星雲賞に輝いた表題作ほか、書き下ろし中篇「電線世界」など奇想天外で優しいSF風の物語6篇を収録。
話の規模が大きすぎて、ここまで来ると喜劇! 面白かった。表題作しか読んでいないんだが、他の話も読んでみようかな。 少し前にヨーロッパのどこかでこの本の表題作「山の上の交響楽」と似たことが実際に行われているニュースをどこかで読んだのが、この本を知ったキッカケ。そちらはパイプオルガンの自動演奏?で、普通の長さの曲を長く引き伸ばして演奏しているようだったけど、とにかく演奏が終わるまでに何百年もかかるという話。その時にこの本を知って、読んでみたくなったと。
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