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2005年12月23日(金) ■ |
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レニングラード国立バレエ「くるみ割り人形」 |
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しばらく旅に出ます。年内には帰ります。一ヶ所に滞在して、本を読んでゆったり過ごす予定。
▲レニングラード国立バレエ「くるみ割り人形」 【12月23日 (金・祝) 12:30 東京国際フォーラム】の回を見た。出かける日とバッティングしたのは頂き物のチケットだからで、大好きなくるみ割りを無駄にする気はサラサラなく、バレエ鑑賞向きの服を着たままバッグを持って出かけたよ(^^; 先週、牧阿佐美バレエ団を見たばかりなので、どうしても比べてしまう。やっぱり全体的に、レニングラードの方が完成度が高いな、と思った。今回の振り付けで驚いたのは、くるみ割りの人形が等身大のお人形、つまり人間がやっていたこと。これは初めてのパターン。普通、マーシャがドロッセルマイヤーからもらう「くるみ割り人形」は、抱えられる大きさの人形を使うもの。そして各国の踊りのダンサーたちも「ドロッセルマイヤーの作った人形」という設定になっていて、第二幕の冒頭で静止していた人形たちが動き始める場面が挿入されていた。中国の踊りも、トレパックもあし笛も、振り付けそのものが人形っぽい。ドレスを着た西洋人形が円盤の上をクルクル回っている風だったりして。個々の踊りの難易度・完成度はイマイチだと思ったのもあるけど、全幕を通してストーリーの辻褄がキッチリ合っていたのが印象に残った。なるほど、確かにこういう解釈の振り付けもありだよな。
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