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2005年12月13日(火) ■ |
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百万の手(畠中恵) / ターミナル |
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●読了:百万の手(畠中恵) 家族を助けるため燃え盛る家に飛び込み、そのまま正哉は帰ってこなかった。親友をしに追いやった放火犯の正体を必死に追う夏貴がつかんだ恐るべき真実とは? ファンタスティックな長編ミステリ。
まぁよかった。 テーマは面白いと思う。細部や暗い部分が巧みぼやかされているので、全体的に現実味があまりないけど、まぁ分かりやすいのはいい。主人公の親友・正哉が中間部で突然消えてしまったのがショックだった。前半は主人公・夏貴が正哉と二人三脚で放火犯を追う話になっているのが、中間部の事件を境に義父(母の再婚相手)に交代したまま話がどんどん進んだ。それまで夏貴と正哉の話として読んでいたから、戸惑ってしまった。
(書き途中。後日追記します)
▲DVD:ターミナル 東欧のクラコウジア(本作のために設定された架空の国)からニューヨークを訪れた旅行者ビクターが、母国の突然のクーデターにより“無国籍”状態になってしまう。アメリカへの入国許可が下りないまま、彼は空港のターミナルで9ヶ月間も過ごすことに…。
引き続き映画祭り絶賛開催中。 おもしろかった。主役のトム・ハンクスが(じゃなかった)ビクターがいいー!
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