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2005年09月22日(木) ■ |
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神様ゲーム(麻耶雄嵩) |
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●読了:神様ゲーム(麻耶雄嵩) 小学4年生の芳雄の住む神降市で、連続して残酷で意味ありげな猫殺害事件が発生。芳雄は同級生と結成した探偵団で犯人捜しをはじめることにした。そんな時、転校してきたばかりのクラスメイト鈴木君に、「ぼくは神様なんだ。猫殺しの犯人も知っているよ。」と明かされる。大嘘つき?それとも何かのゲーム?数日後、芳雄たちは探偵団の本部として使っていた古い屋敷で死体を発見する。猫殺し犯がついに殺人を?芳雄は「神様」に真実を教えてほしいと頼むのだが……。
どす黒い。血まみれ。崩壊。 ものすごい本だった。これ「少年少女たち」に読ませるのって問題あると思うぞ・・・。いちおう児童書と銘打ってあるのだから、こんな風に猫が殺されたり、友達がガンガン死んだり、あちこち血みどろのスプラッタというのは一体どうなんでしょう・・・。こういう容赦ないところが「麻耶雄嵩らしさ」なのだとしたら、私にはついて行けないです。アマゾンのレビューなど見る限りでは、ファンの人たちはそういうところが好きなんだろうな、と想像がつくけど。
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