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2005年08月18日(木) ■ |
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満月と血とキスと(シャーレイン・ハリス)@7/12章 |
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▲新刊 クラヴィーアのある風景 : 英国妖異譚11(篠原美季) 9/5頃発売
●読書中:Dead Until Dark(Charlaine Harris)@7/12章 翻訳≫満月と血とキスと ヴァンパイアが本当に存在する、という常識のある世界。ヒロインのSookieは、アメリカ・ニューオリンズの近くの田舎町のバーでウェイトレスをしている。ある夜、ビルという男がバーにやって来て、Sookieにワインを注文した。Sookieは一目でビルがヴァンパイアだと見破り、興味を抱く。
で、Sookieの同僚のウェイトレスや周りの人々が何人も殺されていく中、だんだんビルと仲良くなっていくわけだが。 読みやすいし悪くないけど、設定やキャラクターがなんか二番煎じっぽくてインパクトに欠ける。あと、ビルやSookieがどういうキャラか、なかなかみえてこなくてじれったい! キャラが立ってない? というより、色々詰め込みすぎなのかも。Sookieは、 1、人の心を読めるサイキック(この点に関しては何の説明もなし。今のところ親族に同じ能力者がいないところを見ると遺伝でもないらしい。じゃ突然変異?) 2、性的虐待の犠牲者 3、ヴァンパイアを恋人にしてしまった(ので普通の"家庭生活"とかはできない)という重大な悩みも! 4、その上実はヘンな奴らにモテモテ(死語)!
勢いよく、どんどん人が死んでいくのがすごいなあ。小さな町みたいだし、そのうち住人が居なくなるんじゃないの?(^^; あと私、サム(Sookieが働いるバーの主人)が気色悪くってしょうがないんですが!こいつが犯人だ!とか直感的に決めちゃったけど、多分違うよね。「ヴァンパイアが本当に存在する」という設定が微妙にファンタジーくさい。 ビルのキャラクターもよく分からないけど、二面性が魅力なのかなぁ。平気で人を殺してしまったりする非人間的なところがある反面、Sookieへの想いは人間的で一途な感じがするし。そういえば、ビルの子供ってどうなってるのかな? 子孫ならどっか近くに居そうな気もするが。 うーん、とりあえず最後まで読もう。
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