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『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)
【
冒頭の抜粋(英語)
】
【
レビューリンク
】
2005年06月26日(日)
■
チョコチップ・クッキーは見ていた(ジョアン・フルーク)
●読了:
『チョコチップ・クッキーは見ていた』ヴィレッジブックス(ジョアン・フルーク)
Chocolate Chip Cookie Murder(Joanne Fluke)
の翻訳
出版社/著者からの内容紹介
わたしの最大の武器は世界一おいしいクッキー。お菓子探偵ハンナ、初登場!これを食べれば、だれだって秘密をしゃべりたくなる
ハンナはお菓子作りの腕をいかして、世界一おいしいクッキーを出すお店を経営している。店の評判は上々、地元の人たちのくつろぎの場として愛されていた。そんなハンナの悩みといったら、「結婚しなさい」とうるさい母親くらいのもの。忙しくものどかな毎日だったが、ある日、店の裏手で牛乳配達人の死体が発見され、町は大騒ぎに。義弟である保安官助手に捜査を手伝うと約束してしまったことから、ハンナは自慢のクッキーを手に町の人たちへの聞き込みを始めた。おいしいものの前ではだれしも口が軽くなる。思わぬ名探偵ぶりを発揮するハンナだが・・・・。甘くコージーなお菓子ミステリー・シリーズ第一弾!
おもしろかった。翻訳がいい。
グルメミステリーだから「ミステリー」としてはまぁまぁだけど、(翻訳モノにしては)文章が自然で読みやすく、違和感なくストーリーを楽しめたのが印象に残った。翻訳者は上条ひろみさんという人。一緒に買った
『レディース探偵社、本日開業』(小林浩子・訳)
(の翻訳)が私的にダメダメだったので、同じヴィレッジブックスだしな〜〜と、正直こっちもあまり期待してなかったんだけど、よかったわ。本当に。
猫のモシェがナイスだ。巨大なオレンジ色の雄猫!うははははは!冒頭からそれかい! みたいな。ハンナはこの手のミステリにありがちな、家庭的でオクテなタイプのキャラクターと思う。発展家(死語?)でセクシーが売りの妹が居るせいで、自分は着飾るのは似合わないと思い込んでいるという、まぁよくある設定。最初は物足りなく感じたけど・・・クライマックスあたりのハンナを見ると、もしや原書ではもっとはじけたキャラなのかもか?と想像。
シリーズ続刊
2、
ストロベリー・ショートケーキが泣いている
/
Strawberry Shortcake Murder
3、
ブルーベリー・マフィンは復讐する
/
Blueberry Muffin Murder
4、
レモンメレンゲ・パイが隠している
/
Lemon Meringue Pie Murder
5、
ファッジ・カップケーキは怒っている
/
Fudge Cupcake Murder
6、
Sugar Cookie Murder
(シュガークッキーが〜〜)
7、
Peach Cobbler Murder
(ピーチパイは〜〜)
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