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2005年06月22日(水) ■ |
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The Looking Glass Wars(Frank Beddor)@31/56章 |
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●読書中:The Looking Glass Wars(Frank Beddor)@31/56章 涙の池を通って、こちら側の現実世界へやってきたアリス。 「私はアリス・ハート。不思議の国の姫で、将来は女王になるのよ」 と言い続ける7歳の少女を、周りの大人たちは夢見がちで空想の好きな少女と受け取った。涙の池を通って、アリスが出た場所はロンドンの街角。スリの一味に拾われたアリスはその後孤児院へ送られ、さらにしばらく後、オックスフォードに住むリデル家の養子にもらわれて行く。「Alyssじゃなくて、Alice! あなたの名前は"Alice Liddell"! 二度と自分の名前を書き間違えたりしないように、100回書きなさい!!」 一方、アリスと一緒に涙の池に飛び込んだ女王の新鋭隊のハッターは、フランスのパリはシャンゼリゼ通りの真ん中に現れて立ち往生。彼は女王から託されたアリス姫と離れ離れになってしまったことにショックを受けていた。この世界のどこかに姫がいるはず・・・。そして話は一気に13年後、アリスは20歳になっている。
うん、オッケー。なかなか面白い。 ちゃんと話のつじつまが合ってるのがいいね。リデル家の養子になったアリスはオックスフォードでドジソン氏に出会い、『不思議の国のアリス』が書かれて、有名になって、13年後にその本を目にしたハッターによってアリス姫発見、と。話を作りすぎてる感じはあるけど、こういうパズルのピースがしっかりハマってるみたいな、キッチリしたやつは嫌いじゃない。 その後も色々あって、ページ的には残り半分以下というところでアリス帰国。あとはもう「首を切れっ!」が口癖の凶暴なハートの女王と対決して「女王アリス」になるだけかな。がんばれアリス!
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