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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2005年04月15日(金)
ストラヴァガンザ : 花の都(メアリ・ホフマン)@5/27章

●読書中:Stravaganza : City of Flowers(Mary Hoffman)@5/27章
ストラヴァガンザ・シリーズ】の3巻『花の都』、未翻訳本。3冊目の主人公はまた男の子で、名前はSky Meadows(17才)。アイテムは表紙にある香水の瓶、話の主な舞台になる都市は花の都Giglia、ことこちらの世界でいうフィレンツェ。

数年前から病気の母親を看病し、家事をしながら学校へ通っている少年Sky Meadows。ある日スカイが学校から帰ると、ドアの前に青い香水瓶が置いてあるのを見つける。スカイはてっきり母のものだと思うが、そうではなかった。「こんなのを持つなんて女みたいだ」と抵抗を覚えつつ、何か惹かれるものを感じるスカイ。夜、香水瓶を持ったまま眠ったSkyは、その香水瓶が作られた街、異世界タリアの花の都へ・・・。
目覚めた場所はGigliaの"Saint-Mary-among-the-Vines"という修道院(教会?)。ここは花から香水を作ったり、The di Chimici家のために秘密裏に毒薬を調合しているという噂もある、この時代の化学者が集まる所だった。スカイは修道士Sulienに、ここは異世界のタリアという国であること、ストラヴァガンテ(次元旅行者)の秘密とアイテムの関係、スカイにはこの国でなすべきことがあってやってきたことなどを聞かされる。1日いるうちにdi Chimici家の息子(Falcoの兄)とも知り合い、現実世界で同じ学校に通う少女ジョージアや、何年も前に病気で"死んだ"Lucienが、タリアで生きていることを聞かされて驚くスカイ。


"Saint-Mary-among-the-Vines"のモデルは、こちらのサンタマリア・ノヴェッラ教会の薬局ことなのかな。香水で有名だとか。2巻で現実世界に移住したFalcoは、本書の時点では怪我がすっかり治って、完全に健常者になっている。スカイの学校でフェンシングのチャンピオンになって、学校の人気者なんだと。わはは!いいわねぇ。黒い巻き毛のアイドルだって。