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2005年03月01日(火) ■ |
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The Ordinary Princess(M. M. Kaye) |
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●読了:The Ordinary Princess(M. M. Kaye) 昔々あるところに王国があり、王と王妃には6人の美しい姫がいました。そして7番目の姫が生まれ、普通ならば「一番美しい姫」であるはずの7人目の姫の名付け祝いの日。招待された名付け親のひとりである妖精は、生まれたばかりの姫に"Ordinary(普通)であるように"という祝福を授けます。 こうして、お姫様らしくなく"ごく普通(Ordinary)の娘"のように成長した姫エミー。適齢期になり、エミーは自分を結婚させようと策を練っている王と王妃たちの計画を知って、城を出て森で暮らすようになります・・・。
う〜ん、こういうの好き。おもしろかった。 ちょっと「眠り姫」のパロディのような設定で、妖精の「呪い」によって運命が変わってしまったお姫さまらしくないお姫さまの話。定石通りに話が進んでその通りに終わる、ストレート(直球型)な展開の童話だった。主人公のエミーがかわいいのと、後半の王と知り合ってからの展開が早くて、あっという間に読み終わってしまった。表紙や挿絵のイラストがとっても素敵だと思ったら、著者が書いてるのだそうな! この人の本はもっと読んでみたいかも。
*3/12追記:翻訳版も出ているらしい。 ▲ふつうのおひめさま(メアリー・マーガレット・ケイ) 内容(「BOOK」データベースより) エイミーはユメカウツツカの国に生まれたおひめさま。世界じゅうのおとぎ話にでてくるように、それはそれは愛らしく、美しいおひめさまでした。けれども、ある日、いちばん力のある妖精が、「ふつうになるように」と魔法をかけたから、さあたいへん。エイミーはみるみるうちに―上をむいた鼻に、そばかすがたくさんあるような―ふつうの女の子になってしまったのです…。ふつうになった「おひめさま」エイミーがくりひろげる、明るく楽しいものがたり。
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