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2004年10月31日(日) ■ |
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ダ・ヴィンチ・コード (下)(ダン・ブラウン)読了 |
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●読書中:ダ・ヴィンチ・コード (下)(ダン・ブラウン) ≫The Da Vinci Code(Dan Brown) 暗号解読官でもある館長の孫娘ソフィーは、一目で祖父が自分だけにわかる暗号を残したことに気付く。ラングドンと二人でダ・ヴィンチが絵に描きこんだ暗号を解き進むうちに、キリスト教の闇の歴史が浮かび上がる……。 前作"Angels and Demons"(邦題『天使と悪魔』)に続く本書は、ページを繰る手が止まらないスリラー作品に仕上がっていると同時に、西洋史の驚くべき解釈をも披露している。主人公のふたりは、モナリザの微笑みの意味から聖杯の秘密にいたるまで、西洋文化の大いなる謎をめぐる知的かつ魅力的な探索に乗り出す。
おもしろかった! 美術や宗教についての知識は人並みにしかないけど、楽しく読めてうれしい。事前知識が全然なくても、興味がありさえすれば誰にでも楽しめると思う。 ただ上巻のスケールの大きさに比べて、下巻はちょっと失速気味な印象があった。「聖杯」を追い求めるソフィーとロバートの道行きの結末がああいうことになるとは・・・まぁ、こういう本の結末としてキリスト教社会を大混乱に陥れたまま終わるわけはないだろうとは思ったけど、拍子抜けしてしまったのは確か。 それでも、パリ、ロンドンと有名な観光地を舞台に、宗教・美術の大いなる謎をテーマに、これだけ分かりやすくミステリーを描ききったのはすごいと思う。『天使と悪魔』も読んでみよう。
●10月のまとめ ≫買った本 洋書 1冊 ¥1029 和書 2冊 ¥2651 -------------------------- 計 3冊 ¥3680
≫読んだ本 洋書 4冊 878 p 和書 5冊 2,181 p -------------------------- 計 9冊 3,059 p
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