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2004年09月28日(火) ■ |
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ルー=ガルー : 忌避すべき狼(京極夏彦) |
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●読書中:ルー=ガルー : 忌避すべき狼(京極夏彦) 21世紀半ば。清潔で無機的な都市。仮想的な均一化した世界で、14〜15歳の少女だけを狙った連続殺人事件が発生。リアルな"死"に少女たちは覚醒した。…闘いが始まった。読者からの応募による未来社会の設定を盛り込んだ画期的な双方向性インタラクティブ小説。 ルー=ガルーとは、中世ヨーロッパにおける狼憑きという意もあります。この物語の主人公は、14歳の少女たちです。21世紀半ばの都市。清潔で無機的な均一化した社会。現実感は希薄で、モニタの中だけで世界を認識していた少女たちは端末につながれていました。ところが連続殺人事件を発端に、少女たちが、仮想の世界から飛び出します。・・・その闘いの果てに見出したのは?!
読み始めて、1/3くらいまで。かなり読みやすい。これが京極? むさ苦しい男どもばっかりの妖怪モノの京極とはイメージがかなり違って、この本に出てくるのは主に中学生年齢の少女たち。「14歳の少女」と言われて、どの娘も違和感がないのがまずスゴイ!(^^; とても面白いので、明日には読み終わるかも。
▲近刊:『ゆめつげ』(畠中恵) ≫出版社サイト 【しゃばけシリーズ】とは別系統の時代もののよう。10/1発売、角川書店より。
▲近刊:『震災列島』(石黒耀) 【死都日本】の最後で言ってた、東海地震の本がついに出るらしい。10/11発売、講談社より。
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