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2004年09月06日(月) ■ |
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黄昏の百合の骨(恩田陸)読了 |
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●読了:黄昏の百合の骨(恩田陸) ≫感想はこちら 【麦の海に沈む果実】から2年後の水野理瀬を主人公にしたミステリー。 「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」 16歳になった理瀬は祖母の遺言に従って、英国留学から一時帰国して長崎の家へ帰ってきていた。理瀬がわざわざ戻ったのは、祖母に託された「ジュピター」の秘密を探り、処理するためであった。血の繋がらない義理の伯母である梨耶子と梨南子は、理瀬が何か重大なことを隠していると察し、表面上はにこやかに笑いながら、互いの腹の内を探り合う気の休まらない毎日を送ることになる。そこへ理瀬のいとこである稔と亘がやってきたのをきっかけに、洋館の周りで次々に事件が。そして理瀬の友人や、隣家に住む少女・朋子とその弟を巻き込んで、謎は深まるばかり・・・。祖母が頑なに隠していた「ジュピター」とは一体何なのだろうか。
すっかり大人になった高校生の理瀬ちゃん。いいねぇ、ますます黒く成長してて素晴らしい! 20歳になった時が楽しみ。感想はザッと書いただけなので、そのうち加筆します。
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