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2004年08月03日(火) ■ |
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水にたゆたふ乙女 : 英国妖異譚 8(篠原美季) |
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●読了:水にたゆたふ乙女 : 英国妖異譚 8(篠原美季) 【先日書いた】英国シリーズ新刊が売ってたので、早速読んでしまった。うーむ、いいねぇ。シモンは独占欲もますます強く・・・60〜67ページの会話は、こういう会話をするのってもう「友達」じゃない気が・・・いやいやいや。「水も滴るいい男」なシモン、ユウリの「僕はシモンにぞっこんだけど」発言に、人工呼吸。いやぁ、なるほど、水難。人工呼吸なんて古典的な方法、よくも上手く使ってくれたわね!って感じ。笑いが止まらん。あ、でもまって。この流れだと、ユウリはどういう状況で助けられたか知らないわけか! 「命の恩人」っていい響きだよねぇ・・・。207ページの挿絵の左手がいい感じ。 口ではかなりヤバいことを言いながら、微妙なところでなんとか踏みとどまってる危うさがいいなぁ。相手の反応をうかがってるみたいなところもある気がする。陰陽師の従兄君に会うのが楽しみ。
●読書中:Johnny and the Bomb(Terry Pratchett) おなじみ、テリー・プラチェットの【ジョニー・マックスウェルシリーズ】の3作目、最新作(最終巻?)を読み始める。本書は1996年初版、スマーティーズ賞銀賞受賞、カーネギー賞最終候補作。
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