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2004年07月06日(火) ■ |
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Hatching Magic(Ann Downer)@5/21章 |
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●読書中:Hatching Magic(Ann Downer)@5/21章 ≫Excerpt あれ?! この本って、話の舞台がボストンだ! おーー!!いいね、ボストンは私が日本国外で唯一「懐かしい」と思える(ほど知っている)場所なので、ボストンが舞台ってだけでポイントが高い! この本、話の始まりは13世紀の英国だけど、そこから時間の穴を通って、現代の米国マサチューセッツ州ボストンへ飛んできてしまうので、メインの舞台はボストンってことらしい。3章なんて、章タイトルからして「ハーバード・スクエアの魔法使い」だし、ウォールデン湖、ボストン美術館、セイラムにピーボディ・エセックス博物館と、5章まででも次々名所が出てきて楽しい! 著者紹介によると、作者のAnn Downer氏はボストン郊外に在住だとか・・・・・・でしょうね〜〜。
冒頭、1章は13世紀の英国の城。王直属の魔法使いGideonに飼われている飛龍(Wyvern)のWyccaが、卵を生む場所を探して城の中を歩き回っているシーンから始まる。この部屋は暑すぎるし、あちらは隙間風が入る、ここはカビ臭いし、あそこはトイレに近すぎてダメだ・・・。誰にも見つからない、ご主人様のGideonにも見つからないよい場所はないものかしら。困ったWyccaは庭にぽっかりと空いた穴を見つけ、巣作りの場所を求めて飛び込む。Wyccaが飛び込んだのは「時を越える抜け穴(A Rabbit Hole through Time/bolt-hole)」で・・・。
一方、現代ではボストン在住の父子家庭、テオドラ・オグルソープ(娘)とその父アンディにスポットが当る。テオドラ(愛称はドードー Dodo)は、大学教授をしている父が、夏休みに自分を残してラオスのジャングルへ研究のための旅行へ行ってしまうのに怒っていた。親友たちも旅行へ行ってしまったし、長くて退屈なボストンの夏を孤独に過ごすしかないのか・・・。ラオスへ旅立つ父を見送り、オグルソープ家に同居しているナニーのミッコ(Mikko)に連れられて、公園へ出かけるテオドラ。
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