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2004年06月01日(火) ■ |
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The Homeward Bounders(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)@6/14章 |
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●読書中:The Homeward Bounders(Diana Wynne Jones) / US版@6/14章 おもしろい! この本、DWJの本で一番好きかも・・・と、ジョーンズさんの本を読むといつも思うことをまた思った。 で、先日の続きの内容・・・この話、怖い。「彼ら(They)」によって異世界へ流された12歳のジェーミーは、そのまま自分の世界を探して、世界から世界へ次々と渡って流されていくことになる。何百もの世界を渡って、言語も習慣も違う国へ流されて・・・放浪者になってしまったジェーミーの時空を越えた旅を、彼の一人称で追っている。訪れた世界については、そのうち書き出してリストにしたいな。まる1章を使って詳しく描かれる世界もあれば、ほんの1行で終わっているところもあるけど・・・とにかく、数がとても多いのが印象的。よくこんなに思いつくな。 無数の世界を次々と渡っていくにつれて、ジェーミーと同じ境遇の少女が同行者になったり、「彼ら(They)」の謎や、世界と世界が繋がって動いている仕組みのようなものが、徐々に見えてくるというわけだ。
タイトルの意味を調べてみる。 "bound" ; 境界(線)、境界線内の土地(リーダーズ英和辞典) "homeward-bound" ; 帰途についた,帰宅途中の(プログレッシブ英和中辞典第3版) <船が>帰途についた、本国に向かっている(ジーニアス英和大辞典) "homeward-bounder" ; ≪ニュージーランドの英語で≫(英本国に帰れるほどの)大金になる金鉱、金鉱発見(ジーニアス英和大辞典)
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