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2004年04月26日(月) ■ |
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未来少女アリス(ジェフ・ヌーン) / 三月は深き紅の淵を(恩田陸) |
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▲Automated Alice(Jeff Noon) 早川文庫<プラチナ・ファンタジイ>から6月に出る『未来少女アリス』(ジェフ・ヌーン)って、もしかしなくてもこれ? ほぉ〜〜〜〜〜〜う。翻訳がねぇ。意外だ・・・。いや、未読なんだけども・・・アリスのパロディ本ということで、この本には勝手にマイナーでマニアっぽい印象を持っていたから、翻訳が出ると知ってビックリしてしまったわけ。6月か。それじゃ、それまでにちゃんとPBで読まなくては。 *『未来少女アリス』ジェフ・ヌーン/風間賢二訳 未来の国へ迷いこんだアリスの運命は......!?ナンセンス&超エキセントリック・ノベル。〈プラチナ・ファンタジイ〉より6月下旬発売。 *ジェフ・ヌーンで和書検索 *Jeff Noonで洋書検索
●読書中:『三月は深き紅の淵を』(恩田陸)@2/4話 内容(「BOOK」データベースより) 鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない稀覯本『三月は深き紅の淵を』の話。(第1話 待っている人々) たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。
全4話中の2話の途中まで。これはまた随分と趣味に走った感のある本だねー。恩田さんの本はこれで4冊目だけど、1話目の「待っている人々」も2話目の「出雲夜想曲」も本性爆発って感じ。 ストーリーはあるような無いような・・・。『三月は深き紅の淵を』というタイトルの「幻の本」に関わった人々の短編が4つ入っているのだけど。「幻の本」をテーマに、本好きたちが内容についてや、作者は誰だろうとか、ワイワイガヤガヤ盛り上がってるだけって感じ。作者の本に対する考え方や姿勢が登場人物の口を借りてストレートに出ている気がする。『麦の海に沈む果実』、『黄昏の百合の骨』と関連あり。
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