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2004年04月03日(土) ■ |
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天使の血脈(上)(篠田真由美)読了 |
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●読了:天使の血脈(上) 徳間デュアル文庫(篠田真由美) 内容(「BOOK」データベースより) 「アンジェロ」―迷いこんだ路地でかけられた声は、確かに母のものだった。しかしその姿は一瞬にしておぞましい異形のものに変貌した…。メディチ家のもと、繁栄をほこるルネッサンス期のフィオレンツァ。しかしそれは幾人もの生贄を礎にして出来あがったものであった。消え去る子供。闇の底を徘徊する禍々しき「影」。異界とつながる「扉」と交わされた誓約が崩れそうになった時、少年アンジェロに秘められた運命の血が脈動をはじめる。聖と魔の交錯する伝奇ファンタジー、全面改稿のうえ、待望の刊行。
表紙は【高屋未央さん】の絵。キレイ〜! 感想は上下巻まとめて書くのでとりあえず保留だけど、面白い! つか、こういうの好きだわ。なるほど、講談社ミステリーランドに入ってる作家だからって「本格ミステリー作家」じゃないのかー。15世紀のフィレンツェ(フィオレンツァ)を舞台に、妖精や闇の魔物、貴族たちの陰謀渦巻く、耽美ですごい世界。主人公のアンジェロにして「天使」だもんね。う〜ん、いい。
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