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2004年02月09日(月) ■ |
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Alphabet of Thorn(Patricia A. McKillip)@8章 |
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●読書中:Alphabet of Thorn(Patricia A. McKillip)@8/27章 もうすぐ100ページ目というところ。当初の予定通りのんびり読んでます。いいね〜、やっぱりおもしろい。私にとってマキリップは非常にハズレがないというか、安心してどっぷり読める作家。いつものことだけど文章が美しくてうっとり・・・。ただ森の中を歩いてるだけなのに、どうしてそんなにキラキラ輝いてるの〜(笑) 図書館の片隅で、ホコリにまみれて古文書を翻訳してる場面がなんてドラマチックで美しいこと。
ストーリーは3人の女性を中心に展開中。 ひとり目はもちろん王立図書館のTranscriptorのネペンス。誰にも翻訳できない"Alphabet of Thorn"(トゲのアルファベット)で書かれた古文書を手に入れて王国の秘史をコツコツと解読しつつ、ちゃっかり若い魔法使いのボーン青年の心も手に入れて順調に恋愛中。 二人目は"十二冠のレイン王国 Twelve Crowns of Raine"の王位を継いだばかりの女王、14歳のテッセラ(Tessera)ちゃん。父王が死んでしまって、悲しみに暮れる元王妃=母は自分のことだけで精一杯。老練な魔女Vevayにバックを固められつつ、何とか新しい境遇に慣れなければいけないんだけど・・・心はなかなかそれについて行かない。 ネペンスやテッセラちゃんが生きる"現在"の話の間に、さらに全然別の人たちの話が挿入される。最初何かと思ったけど、これは多分ネペンスが手に入れた古文書の中に記されてる人なんだろう。時間的にかなり前の、伝説の世界の人たちじゃないかな。国王Axisと、その従姉妹で魔法使いのKaneの話。幼馴染みの仲の良いいとこ同士が、大きくなってからも決して離れることなく完璧な一対に・・・。ネペンスが解読中の"Alphabet of Thorn"を創ったのがKaneらしい。
▲2003 Recommended Reading List@Locus Online
●ブックオフ&アマゾンから 和書4冊¥1157 洋書1冊¥1000(ギフト券) Midnight for Charlie Bone : Red King Quintet(Jenny Nimmo) ≫表紙を書いてるデイヴィット・ワイアット氏つながりで見つけた本。児童書ファンタジーで寄宿学校ものらしい。 第三若草物語(オルコット)¥400 ケレー家の人々(ケート・D・ウィギン)¥100 ≫2冊、角川文庫マイディアストーリー パンプルムース氏のダイエット(マイケル・ボンド)¥300 死を呼ぶ婚礼 : 修道士カドフェル 5(エリス・ピーターズ)¥350
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