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2004年01月27日(火) ■ |
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Diamond in the Window(Jane Langton)@14/27章 |
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●読書中:Diamond in the Window(Jane Langton)@14章 ええと〜、トムは真夜中の庭で(フィリッパ・ピアス)や時の旅人(アリソン・アトリー)や、うろ覚えだけどグリーン・ノウの子どもたち(L.M.ボストン)などと似た感じの児童書みたい。 エレアノーラ&エディ姉弟が家の隠し部屋の鍵形の窓に謎々の詩を見つけて、それをキッカケに宝物を探しはじめるというのが基本設定で、2人が夢のような、タイムトリップのような不思議な体験をしていく。エマーソンとかソローとかオルコットとかの、コンコードの有名人にまつわるエピソードを夢に見て、「宝物」を手に入れると現実に持って帰れて「2人は○×を手に入れた」ってことらしい。最終目標は、リリーおばさんの弟妹を探すこと。彼らはエレアノーラ&エディと同じ年の頃に、同じ宝捜しの冒険の途中で失敗したかなにかで、こつぜんと神隠しにあって行方不明になってしまったらしい。 ただ舞台がコンコードに限られているせいで、地元ネタがとても多いのが微妙〜。本にボストングローブ(ボストンの地元紙)の推薦文が載ってるのは不思議でも何でもないと思う。私は行ったことがある分けっこう楽しんでるけど、日本人にはあまり一般受けしないんじゃないかなぁ。だってオルコットはともかく、エマーソンとかソローってあまり一般的じゃないでしょう。ソローが話の中に出てきて「ああっ、ソローが出てきた!」「ウォールデンポンドだ!」って喜ぶ人は少ないんじゃないかしらね。(^^; 例えばエレアノーラとエディが野ネズミになって、ウォールデン湖畔のソローの小屋を訪ねるシーンとかあるんだけど・・・面白いかっていうと・・・。まぁ見方によるか。この本から色々興味がわくこともあるだろうし・・・。
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