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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2003年12月04日(木)
Magic's Pawn(Mercedes Lackey)@6章 / Enchanted Forest Chronicles 3

●読書中:Magic's Pawn(Mercedes Lackey)@6/14章
やー、おもしろい! ハマる〜! ヴァニエル君かわいいし、レンデル君も良い感じだし。本当に「君」って感じなのよ! いや、「ヴァニエルくん」って平仮名もいいかもしれない・・・(悩) 
5章のサヴィルおばさんとレンデル君の会話と、ヴァニエル君の部屋へ(結果的に)夜這いに行ってしまうレンデル君のシーンがよかった! 悶えてしまったわ。
最初、ヴァニエル君の置かれた状態が「痛いなぁ」と思ったけど、落ち着いて考えてみるとこの子、実はけっこう愛されてたりしない?(笑) 父にも母にも心配されてたみたいだし・・・でも「同性愛者になるんじゃないか」と恐れて違う方向に仕向けようとしたって・・・全部裏目に出てしまったわけ(^^; なるほど。

終わりのないラブソング(栗本薫)に似てるかも、と読みながら思った。シリーズ初期、檻の中で二葉が煩悶するところとか、寒い寒いって言うあたりね。自分のハマり方とか、読んでいる時の気持ちがよく似てるんだけど、作者が主人公に託して描こうとしてるものが似てるってことはあるか? 作者にとって、ヴァニエル君みたいなキャラクターは男じゃなきゃ描けなかったんじゃないか、と思う。私だってヤダ、こんな女がいたら。二葉もヴァニエル君も、男性読者にとっては受け入れがたいキャラクターでしょうね。フェミニズムどころの話じゃないし。まぁ、これからどうなるか分からないから、今までのところでは、だけど。

●読書中:Calling on Dragons(Patricia C. Wrede)@6/21章
風呂の中では軽いものも読みたくて【Enchanted Forest Chronicles】の3作目を読みはじめる。ヴァニエル君にハマってると、スイッチが入りっぱなしでなかなか寝るモードになれないから(^^;
このシリーズは巻ごとに主人公が交代するようで、今回はEnchanted Forest(魔法の森)に住む魔女Morwenが語り手。魔法の森に9匹の猫と暮らしている。魔女は自分の猫の言葉がわかるので、九匹の猫がしゃべくりまくって大変。何しろ最初の章のタイトルは"In Which a Great Many Cats Express Opinions"だし。