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2003年09月24日(水) ■ |
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DWJインタビュー記事 / サブリエル@8章 |
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●ハウルの映画化に関するDWJ氏のインタビュー記事/英ガーディアン紙 (情報元:銀の椅子掲示板)
<要旨 めんどくさがりの私にこれ以上は無理> 「(『ハウルの動く城』は)とても映像的(Visual)な物語。宮崎氏が興味を持ったのも、一度に4、5ヶ所の場所にいるという魔法のせいでは? 登場人物も宮崎氏の想像力を刺激しただろう。火の悪魔をどのようにアニメで描こうかと、すぐに考え始めたかもしれない。彼が(カルシファーを)どうデザインしたか、見るのが待ちきれない。私も、ただの火のアニメーションではない、ということしか聞いていない。」
スタジオジブリによると、監督は少女が魔法によって老婆になるというアイデアが気に入っているという。年金受給者になれるほどの老人が主役になるアニメーションというのはこれまで皆無に等しく、宮崎氏はヒロインをどうすれば魅力的にできるか思案している。 ジョーンズ氏にはまた別の理由がある。「私はハウルを書いている時、年を取った女性というのは若い女性よりもずっとおもしろい(funnier)ものだと気がついた。宮崎氏も、そのことが分かっているといいのだけれど。ヒロインを老婆に変えるというのは今までになかったことかもしれないけど、私はいつもそれが不思議だったの。まったく狭量というしかないわ」 スタジオジブリとジョーンズ氏との接触はほとんどない。「一度、スタジオジブリのグループが通訳と一緒に来たことがあった。彼らは、話の正しいバックグラウンドを作ろう(つかもう)としていた。話のバックグラウンドは、宮崎氏のファンタジーにとって重要な基礎で、監督は細部にまでこだわり、ヨーロッパ世界がモデルになることが多いという噂がある。」
『ハウルの動く城』は一部ウェールズを舞台にしているが、その点についてジョーンズ氏はスタジオジブリの人たちが間違った方向へ行っているのではないかと思わずにいられなかったという。「カーディフ(ウェールズの首都、大都市)へ行くのを思いとどまらせて、ウェールズのもっと小さな町へ行く方がいいと言ったのだけど、彼らはハウルの城がある荒野(moorland)の自然や、漁村(fishing village)がどういうものなのか、理解できないようだった。私は(場所の?)例をあげて提案してみたのだけど、彼らは疑問を抱いているようだったわ。」
最近、アニメ版ハウルはフランスのアルザス地方を舞台にしていると明かされた。しかし、ジョーンズ氏は監督が設定を変えたことを気にしていないという。「私は宮崎氏の大ファン。彼にはリズムや勢いを犠牲にしないで、細部まで美しいものを作る才能があるから、それについてはまったく心配はしていない。」
--------------------------------- >話のバックグラウンド つまり、ジョーンズさんのイメージではウェールズの自然豊かな小さな町(寒村?)だったけれど、ジブリ側ではもっと大きな、明るい街をイメージしていたったってことか? ジョーンズさんがジブリファンという発言は、お世辞が入ってるとしても嬉しいなー。
●読書中:Sabriel(Garth Nix)@8/29章 サブリエルのお父さん(Abhorsen)の家に到着。つか、もしかして"Abhorsen"って個人名じゃなくて、役職名なのか? いやー、旅のシーンが延々と続くので、どこまでもそのまま続いたらどうしようかと思った(^^; 吹雪の中、散々な思いをしてたどり着いたAbhorsenの家は、なにやら大きくて立派で、猫が約1匹ほど生息していた(笑) 猫、いいねえ。我がもの顔でゆったりまったりと・・・無人の家でどうやって暮らしてるのかと思ったら、ちゃんと世話してくれる人(もの?)がいるのね。会話する相手ができてホッとした。延々とどこまでも続くサブリエルの一人旅はもう沢山!
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