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2003年09月22日(月) ■ |
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サブリエル(ガース・ニクス)@5/29章 / 分厚い文庫 |
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●読書中:Sabriel(Garth Nix)@5/29章 ←の表紙はサブリエルなんだと思うけど、顔立ちが気に入らなくてとても嫌なので、顔の周りを切り取ってみた。ああ、スッキリ。 まだ最初の方だからストーリーが面白いかどうか分からないけど、読んだ感触はまぁ、悪くないかな・・・。特に面白いとも思わないけど、雪に閉ざされた寒い雪国の話みたいで、死体がゴロゴロしてる雪の荒野をひとりでクロスカントリーしてる少女というのは、確かに独特かもしれない。 もともと死とか、死後の世界とか死霊がテーマだから、雰囲気はまっくら。スーザン・プライスとかマキリップみたいに、もうちょっと文章・描写が美しければもっと良いんだけどねー。
<内容> 翻訳≫『サブリエル 冥界の扉 : 古王国記』 大死霊に捉えられた父親を助け出すために、18歳のサブリエルは単身、古王国に乗り込んだ。冥界から蘇った死霊たちがはびこる古王国で彼女を待ち受けていた運命とは…。オーストラリア、米国で話題になったファンタジー。
●アマゾンから到着 和書2冊¥1700 『魍魎の匣』(京極夏彦) 『ヴィラ・マグノリアの殺人』(若竹七海)
ブックオフ派の私が、文庫をアマゾンで買うのは結構珍しい。 『魍魎の匣』めちゃくちゃ分厚い! こういう本、大好き。厚さ4センチ(測った)。文庫でもこれだけ分厚くできるって証明だよね〜。そうよ、ペーパーバック(洋書)があれだけなんでも分厚くできるんだから、製本技術の発達した日本の本が、分厚くできないわけがないのよ。上・中・下巻とか番号つけて細切れになんてしないで、なんでも1冊にまとめちゃえばいいのにさ。文庫を細切れに分冊するのは、なるべく高く売ろうとする出版社の陰謀に違いない!!(どキッパリ)
『ヴィラ・マグノリアの殺人』は、最近『古書店アゼリアの死体』が出てから気になって。この作家は『血文字パズル』に入ってた「みたびのサマータイム」がよかったし。『クールキャンデー』も積読中。
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