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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2003年08月22日(金)
シンデレラ・ストーリー(鴻上尚史・演出)

シンデレラ・ストーリー
お芝居は久しぶり、青山劇場に行ったのは超久しぶり。鴻上尚史は本は何冊も読んでいるのに、舞台は見た経験がないので、ぜひ一度行ってみたくて。
楽しかった〜!! パワフルな熱気がむんむん伝わってきて、見てたらつられて疲れを忘れてしまった。若手の劇団の舞台は何度か経験があるけれど、さすがに鴻上尚史は格が違う。花火を使った演出も、演技・セリフや歌詞、音楽、どれをとっても徹底している。同じ「遊び」でも、力いっぱい命がけで遊んでる感じ?
中でも傑作だったのがデーモン小暮閣下の魔法使い!もう大好き。このキャストを知った時はどうなる事かと思ったけど、あれほど存在感のあるキャラクターが、舞台の上で浮いてないのがすごい。全体にテンションがものすごく高くて、あんなに笑った&泣いたのは何年ぶりだろう・・・。大塚ちひろのシンデレラ、井上芳雄のチャールズ王子は、ちょっと他のキャラに押され気味だったけど、なかなか手堅く。王子の両親、王と王妃がいい感じ。突然愛を語り始めるところで、気分が盛り上がってきた父王がすかさず「音楽っ!」と指示したらムーディな音楽がちゃらりらら〜と流れて、そこへ護衛の兵士&メイドたちがしずしずと花環や紙ふぶきをもって現われて、大真面目にムードを盛り上げたり。王子が「僕のテーマ曲!!」と言い放ってソロで歌い始めたりと、遊びがいっぱい。あと、ネズミ。シンデレラの家にいるネズミの存在が面白いと思った。そこに居るけど、(舞台の上の)人間の目には入らない黒子みたいな役目をしていて、影ながら(?)シンデレラの味方をするという。おもしろかった。鴻上さんの舞台、また見に行きたいなぁ。
関連本 :シンデレラ・ストーリー(鴻上尚史) 戯曲

▲【Web日本語
アーサー・ビナードのコラムがおもしろい。

≪気になる本≫
Death by Darjeeling : Tea Shop Mysteries 1 (Laura Childs)
お茶がテーマのコージー・ミステリーらしい。紅茶、フレーバーティー、中国茶に日本茶、巻末にはオードブルのレシピつきだって? ちょっとおもしろそう。しかも表紙が素敵〜〜っ!(てか、それが一番の要因)

<Tea Shop Mysteries 2巻以下>
Gunpowder Green : Tea Shop Mysteries 2
Shades of Earl Grey : Tea Shop Mysteries 3
The English Breakfast Murder : Tea Shop Mysteries 4

『竜の騎士』(コルネーリア・フンケ)
『どろぼうの神さま』と同作者の新刊。原書はドイツ語。

<内容>
銀の竜はみなしごの少年や妖精の女の子たちと自分の居場所を求め旅に出る。彼らを待ち受けていたものとは? ドイツの人気女性作家が贈る壮大な冒険ファンタジー。チューリヒ児童文学賞ほか各児童文学賞受賞作。