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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2003年06月23日(月)
The Order of the Phoenix 5-8/38章

●読書中:Harry Potter and the Order of the Phoenix(J.K. Rowling) 5-8/38章
ええと、今、全体の1/5くらい。まだホグワーツが影も形もないぞ!(^^; 振り返ってみると、結局「ダズリー家との戦い→ロンたちと残りの夏休みを過ごす→みんなそろって学校へ」っていう定型は、かろうじて守られているようだ。5巻でこんなに殺伐としてちゃ、6、7巻は一体どうなるんだか。

5, The Order of the Phoenix(フェニックス騎士団)
ハリー、シリウスの母に会う。フェニックス騎士団の本部、グリモールド・プレイス12番地はシリウスのもの=ブラック家の持ち家であることが判明。夕食の後、シリウスがハリーにはもっと情報を与えるべきだと言うが、ウィーズリー夫人は反対し、騎士団のメンバーは言いあいを始める。結局、ジニーを除くホグワーツ生全員(フレッド、ジョージ、ハリー、ロン、ハー)がその場に残り、その後のダンブルドア、ヴォル卿、魔法省の動向をシリウスから聞く。ダンブルドアは、彼がかつて持っていた魔法使いの軍隊を再び作ろうとしていること。ヴォル卿も現在、自分に従う者(Death Eaters)を増やそうとしていること。魔法省はヴォル卿の復活を認めたくないあまり、ダンブルドアやハリーたちを悪者に仕立てていることなど。ハリーはthe Ordersに入りたいとシリウスに言うが、メンバーは学校を卒業した大人でなくてはならない、と断られる。

う〜ん、充分じゃないけど、少しずつ分かってきた? なるほど、タイトルの"Harry Potter and the Order of the Phoenix"って、ハリー自身はメンバーじゃないってことだったのか・・・。軍と聞いて、ダンブルドアの情報制限のわけがちょっとわかったかな。情報操作は戦いの基本だもんね・・・魔法省とヴォル卿両方を相手にして、頑張るねぇ。でも、シリウスもダンブルドアの態度にはかなり不満があるようだ。


6, The Noble and Most Ancient House of Black(高貴で伝統あるブラック家)
翌朝、ハリーたち(ホグワーツ生)はウィーズリー夫人の指示に従ってひどく汚れた家の掃除を始め、ひと段落した昼頃、シリウスは家系図の前に立って、ハリーにブラック家のことを話して聞かせる。シリウスはブラック家の最後のひとりで、沢山いた家族・親族は先のヴォルデモートとの戦いで死んだらしいこと。ブラック家は高貴で伝統ある家柄で、マルフォイ家と同様、ガチガチの純血主義の貴族だったこと。シリウスはそんなブラック家が嫌で16歳で家出して以来、ハリーの祖父母に(ジェームズに次ぐ)2番目の息子として可愛がられ、学校の休暇の時はポッター家に帰っていたこと。シリウスはグリモールド・プレイス12番地のこの家には二度と戻らないつもりだったこと。さらに、シリウスの弟Regulus BlackはDeath Eatersの一人でヴォルデモートに殺されたこと、ドラコ・マルフォイの母ナルシッサはブラック家出身であること・・・等など。

うわぁ、すごい怒涛の展開! 新事実が次々と・・・。ハリーの父方の祖父母って、出てきたの初めてだよね。もしかして、まだ生きてる可能性もあるのか? ハリーの周りが不幸に満ちてるせいで、魔法使いってどうも短命なイメージがあるけど、でもダンブルドアみたいな例もあることだし。(^^; シリウスとハリーの会話が沢山あって幸せ!ハリーって、ロンや他の誰よりシリウスを優先しているような感じがする。シリウスとドラコが血縁だったのにもビックリだ!


7, The Ministry of Magic(魔法省)
ハリーは1章でDementorに襲われた時に魔法を使った件で、魔法省に呼び出されている。その日、ハリーはウィーズリー氏と一緒に、地下鉄に乗って魔法省へ行く。魔法省の一般用の入り口は電話ボックスの中にある。早めに来たはずが、審問の開始時間が早まっていて、ハリーは遅刻してしまう。

先が気になってどんどん読み流してしまったけど、ここは章まるごと魔法省の紹介みたいなもん。ウィーズリー氏の職場が細かく描かれていて面白かったー。一般用の入り口が電話ボックスっていうのも、出来すぎ!!


8, The Hearing(審問)
ハリーを魔法界から追放しようとする魔法省大臣Fudge氏と、ハリーを弁護するダンブルドアの一騎打ち。で、理詰めで冷静に攻めたダンブルドアの勝ち。審理の開始時間が早まったのは、ダンブルドアを審問に来させまいとしたFudgeの陰謀だった様子。

Fudgeって、4巻の8章でマルフォイと話してた人だ!いかにもハリーを目の敵にしているのが見え見え。それから、パーシー!あの偉そうにしてた優等生が、Fudgeの秘書(だっけ?)をしていて、ウィーズリー家とは絶縁中なんて。でも本当に敵側に行っちゃったってことはないと思うんだけどな・・・やっぱり、本当はThe Ordersのためにスパイしてるんじゃ??ハリーも父(ウィズリー氏)も無視して、Fudgeについてるなんて、どんな気持ちなんだか・・・(。。;