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2003年01月22日(水) ■ |
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SF&ファンタジーベスト100 |
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●THE INTERNET TOP 100 SF/FANTASY LIST 今流行りの「○○ファン度調査」の洋書バージョン(みたいなもの)ですわね。ま、何かの参考に。もっと長いリストはThe extended listへ(こちらにはDiana Wynne Jonesも何冊か載ってる)。1位がジョージ・R.R. マーティンの『氷と炎の歌シリーズ』だというのはいかにもという感じ。 【Top 100 Fantasy Books】も表紙があって分かりやすいかも。
<読んだ>★=好き ×=ダメだった Lord of the Rings(J.R.R. Tolkien)★ Ender's Game(Orson Scott Card)× The Hobbit(J.R.R. Tolkien) 1984(George Orwell) The Lion, the Witch and the Wardrobe(C.S. Lewis) The Chung Kuo Series(David Wingrove) × Something Wicked this Way Comes(Ray Bradbury)★ Alice in Wonderland(Lewis Carroll) ★ The Door into Summer(Robert A. Heinlein)★ Harpist in the Wind(Patricia McKillip)★ The Hyperion Cantos(Dan Simmons)
<持ってる> Flowers for Algernon(Daniel Keyes) The Discworld Series(Terry Pratchett)1冊目だけ Replay(Ken Grimwood) <リプレイ Bridge of Birds(Barry Hughart) <鳥姫伝 The Once and Future King(T.H. White) <永遠の王(創元推理文庫) Watership Down(Richard Adams) A Wizard of Earthsea(Ursula Le Guin)
●読書中:『虹の家のアリス:本格ミステリ・マスターズ』(加納朋子) >3話目読了:猫の家のアリス う〜ん、どういうのか大体雰囲気が分かってきた。まったりしてて、ミステリというより読み物って感じ。最初から最後までまったり、ゆったり、ゆらゆら、ほわほわ。・・・ストーリーは悪くないし、「本格」とはちょっと違う気がするけど、こういうミステリもありかなと思う。けど、キャラが気に入らない。語り手のオッサン、まったりしすぎだっつーの!こういうダメ系のキャラって、ダメはダメなりにキッチリ筋が通ってないと嫌なのよ私(・・・だからミルキ・ゾルディックとかハウエル・ジェンキンスはOK)。お子さんいるんでしょ!それなりに修羅場くぐってきてるんでしょ!襟首掴んで揺さぶってやりたくなるじゃないの。ふらふらしてはるか年下の小娘にリードされてないで、もっとしっかりしたらどうなの。そのくせやたらかっこつけだしっ。この人、何? その小娘は小娘で嫌。「牢の家のアリス」だって、危なそうな夫婦をそそのかして事件を起こしたなんてシラッとしてよく自分で言うよね、安梨沙。ヤな女〜っ!ふざけんな。・・・って、読みながらイライラしてる私も阿呆みたいだ。こういう本は普段ならすぐに読むのを止めるのだけど、これは「本格ミステリ・マスターズ」という叢書なので、一応最後までちゃんと読みたいかも。まぁ、加納朋子がこういう作風だとなんとなく分かってきただけでも、読んだ甲斐があったと思おう。
●読書中:The Two Towers(J. R. R. Tolkien)@8章
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