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『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)
【
冒頭の抜粋(英語)
】
【
レビューリンク
】
2002年09月19日(木)
■
『春の魔術』(田中芳樹)読了
●読了:
『春の魔術』(田中芳樹)
<内容>
あの奇怪な洋館で耕平と来夢の“絆”に最大の試練が!
「来夢、どこにいる!?」
耕平は因縁の深い洋館、黄昏荘園に亜弓とともに向かった。獰猛な追っ手を振り切って辿り着くと、心身をぎりぎりまで蝕む怪異の数々が待っていた。耕平と来夢の絆はどこまで耐えることができるのか。2人にはどんな未来が待っているのか。人気シリーズ第4弾、心を揺さぶるフィナーレ!
「フィナーレ」「完結編」と散々煽っておいて、最後の締めが「春が去れば夏が来る」はひどくないか? 田中芳樹だから「終わらない終わり」になるだろうとは思っていたけど、最後まで書きっぱなし、大風呂敷広げっぱなし!
話の出来も(前3作と比べて)まぁまぁ。亜弓と耕平の活躍がメインで、来夢が脇役になっているのが納得がいかないし、敵が1作目の焼きまわしなのでインパクトも新鮮味もない。
『夏の魔術』
の最後で耕平が言った「もう一度(黄昏荘園に)行かなきゃな」という言葉を根拠にして、シリーズを終わらせるために取り繕って無理やり締めたような印象だ。
って、これだけ色々言ってからなんだけど、それでも面白かった。色々言いたくなるのはこのシリーズが大好きだからだし。
●読書中:
Eclipse Bay(Jayne Ann Krentz)
@12章
半分くらい。「思いを遂げる」までに、必ず1回か2回邪魔が入るのがこの作家のパターンなんだけど、今回邪魔に入ったのは、ハンナ(ヒロイン)の飼い犬ウィンストンだった!
邪魔されて未遂に終わった翌朝、自分にじゃれ付いてくるつぶらな瞳のウィンストンに向かって、レイフ(ヒーロー)がブツブツブツブツ言うシーンがもう、おかしくておかしくて!笑い転げてしまった。かと思えば、ハンナにバニラ風味のフレンチトーストの朝ご飯を作りはじめるし、何だかいい人だ〜(^^ヾわははは
ハンナはハンナでご飯の匂いで起こされておいて、(反則じゃないの、紳士は夜明けと共に去るものなのに)って貴女ね・・・。もうおもしろすぎ。
●買った本
和書2冊¥3900 洋書8冊¥3990
<ハリポUS版>大判なので各¥500
Harry Potter and the Sorcerer's Stone(J. K. Rowling)
Harry Potter and the Chamber of Secrets(J. K. Rowling)
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(J. K. Rowling)
<小説>
Five Quarters of the Orange(Joanne Harris)
¥700
↑ハリポタと同じ大きさなのになぜか700円!
<ロマンス>各¥400
Winter Solstice(Rosamunde Pilcher)
【コンテンポラリー】
Beautiful Dreamer(Elizabeth Lowell)
【コンテンポラリー】
The Wedding Wager(Cathy Maxwell)
【ヒストリカル】
An Offer from a Gentleman(Julia Quinn)
【ヒストリカル】
<和書>各¥1857
『魔神の遊戯:本格ミステリ・マスターズ』(島田荘司)
『僧正の積木唄:本格ミステリ・マスターズ』(山田正紀)
どうするんだこんなに買って・・・。((( ̄∀ ̄;クラッ
ハリポタは、US版も揃えたかったのでこの機会に。1冊500円ならアマゾンよりも安いし。同じく、Five Quarters of the Orangeも版違いで欲しかった本。
ロマンス4冊は目に付いた本を色々買ってみた。探してたロザムンド・ピルチャーがあって嬉しい!この人はジャンルはロマンスじゃなくて「小説」なんだね。タイトルのWinter Solsticeは「冬至」という意味で、話もクリスマスに関係しているらしいのでその頃読もうと思う。
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