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2002年08月24日(土) ■ |
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ATAGOUL is Cat's Forest |
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昨夜遅くに帰ってきました。ノンストップで12時間、爆睡してしまった・・・。(−−)
●みどりのアンテナ まだ整理の途中だけど、とりあえず日記からリンク(画面左上のメニュー)。はてなアンテナという無料ツールで、お気に入りサイトを登録すると、アンテナが自分の代わりに巡回して更新順に表示してくれる、というサービス。 <関連> ◇ホンの愉しみの由良の「本読み」読みアンテナ ◇Leon's Armor Shopの【Leon's Armor Shop】のアンテナ
●買った本 新刊&ブックオフ 5冊¥1694 『アタゴオルは猫の森(4)』(ますむらひろし)¥540 『本所深川ふしぎ草紙』(宮部みゆき)¥262 『蒲生邸事件』(宮部みゆき)¥420 『少年時代〈上〉』(ロバート・R. マキャモン)¥105 『少年時代〈下〉』(ロバート・R. マキャモン)¥367
≫『アタゴオルは猫の森(4)』(ますむらひろし) お金もちのゼッキ八世が所有する古代の笛はどんな名手でも音を出すことが出来ない。でもギルバルスならば吹けるかもしれない。(『銀宮ノ笛』)コン・コンと扉を叩く音がするが、開けてみると誰も居ない。そんなイタズラをするのはやっぱりヒデヨシ?(『コン・コン』)他、『テルウテ1〜5』など8編に、作者によるそれぞれの話の解説『アタゴオル余波4』を収録。
ああ、やっぱり面白いなぁ。こんなに面白い『アタゴオル』が、いまいちマイナーなのは本当に不思議。少年マンガとか少女マンガとか、一般的なジャンル分けが出来ないからかな・・・確かに、アタゴオルは「ますむらワールド」としか言えない世界かもしれない、とよく思う。(笑) 樹や家の壁から温泉が沸くところでは、「アタゴオルに住みたいッ!」と本気で思ってしまった。見どころは、この巻から始まった長編「テルウテ」。1〜3巻はずっと1話完結の短編だったけれど、長編の時は主要キャラが揃ってアタゴオルからどこか別の土地へ出かけて行って、敵と対決する。今回はJariaの時王や、ドラネコ団も一緒になって、「鉱物製の桃色リンゴ丸」で出かけて行って、ドタバタの大騒ぎ。
≫『少年時代』(ロバート・R. マキャモン) あちこちで評判の良いRobert R. McCammonの「大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作」、Boy's Lifeの翻訳文庫本。『このミス』96年度版で2位を取っている、ということはミステリーでもあるんだろう。ごろんちょさんに絶賛されていたり、PBがPlaces in the Darkとカップリングでお薦めされていたりすることから、雰囲気が非常に想像しやすくて気になってた本。
●読書中:The Clan of the Cave Bear(Jean M. Auel)@9章 読書会の方は留守中にすっかり置いていかれて、すでに読了されてしまった。私はまぁ、今月中に読み終われば良いや。6章では新しい洞穴に住み始めるための儀式があって、同時にエイラが一族の子供(イザの娘)として認められた。7章では、洞穴熊の氏族の生活の様子と、エイラが一族の言葉を理解し始める様子と、イザの出産。8章は、エイラの性教育と、一族の性・妊娠・出産・死産・赤子について。 うーん、なんていうか・・・濃いィ・・・。濃すぎ!!どうしよう、もう!これがフィクションですか?これを全部、作者が作り上げたんですか!?((( ̄∀ ̄;クラッ みたいな。見てきたように綿密に細か〜く語るし。 今、全体の1/3弱の所だけど、全体の大まかなストーリーが見えてきた気がする。この巻は、エイラの少女時代の話なんだな。5歳で拾われて、曲がりなりにも1人で生きて行けるようになったら出て行くって形じゃないかな? 拾ってくれた育ての母イザと、父親代わりのまじない師クレブ、イザの娘を妹代わりにして、多分10代になるまで育つと。 エイラの敵役はリーダーの息子のブラウドに決定!(笑)自分が注目されて、思い通りになっている間は悪い奴じゃないけど、自分が気に入らない人は眼の敵にする・・・典型的な敵キャラだよなぁ。個人的に注目しているのは、エイラがどこまでやり返すかってこと! 素直にやられたままだったら寂しいな〜。 全体の1/3の時点でこういう先の予想がついてしまうというのはどうなの、という疑問はさておき、さしあたりはディテイルを楽しみながら読んで行こうか。
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