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2002年06月14日(金) ■ |
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Warlock at the Wheel |
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●読書中:Mixed Magics(Diana Wynne Jones) <Warlock at the Wheel /1話目>読了! Willing Warlockはクレストマンシーに魔法を取り上げられて食うに困ってからずっと、車の盗難を商売にしていた。ある日、警官に追いかけられて焦ったWarlockは、魔女集会通り(Coven Street)に住む知り合いの魔女の家にかけ込んだ。
・・・という所までが最初の1ページ。UK版のその章の最初のページの挿絵がナイスで、じっと見て一瞬後に笑ってしまった。短編だから話の展開が急ぎ足。日本語で読んだら10分で読み終わるくらい短い「小話」なのに、ちゃんとDWJらしいのが笑える。Jemimaいいよ〜!もう、こういう無敵な子って大好き!!本当、DWJの描く女の子は、小さくても大きくても大人でもさすが!って感じ。きっとこういう小さな事件が日々あちこちで起こってるんだろうなーと読みながら思った。クレストマンシーって、ちゃんと仕事してたんだねェ。
●『陰陽師-飛天ノ巻』(夢枕獏)読了 あはは、やっぱりこのシリーズって『日本昔ばなし』だよー!テーマや流れは話によってちがうものの、気分が悪くなるようなエログロとか気色悪さはない、大人向け(?)昔ばなし集。枠組みや主要キャラがしっかり決まってるので安心して読めるのだ。詳しい感想は後ほど。
●読書中:『陰陽師―付喪神ノ巻』(夢枕獏) 内容(「BOOK」データベースより) 丑の刻、貴船神社に夜毎現われる白装束の女が鬼となって、自分を捨てた男を取り殺そうとする。そんな男の窮地を救うため、安倍晴明と源博雅が目にしたものは!?女の悲しい性を描いた「鉄輪」他、全七篇。百鬼夜行の平安時代。魍魎たちに立ち向かう若き晴明と博雅の胸のすく活躍、魅惑の伝奇ロマンシリーズ第三弾。
これも今日中に読み終わるかもしれない。今の所このシリーズで出てるのは、ここまでかな?
●買った本 『ペルシャ猫の謎』(有栖川有栖)¥580
新刊!この本は以前読んだが、新書版でしかも借り物だったので文庫が出たこの機会に自分のを買った。だって、なにしろこの本は一番気に入ってる短編集なのだ!有栖川の短編集の中では、一番濃い本だと思う。
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