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2002年05月19日(日) ■ |
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『東京セブンローズ』読了/Linnets and Valerians |
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●感想up:東京セブンローズ(井上ひさし) あ〜、読み終わった!(≧▽≦)やたっ♪下巻は昨日読み始めて、今朝読了。旧仮名遣いと言っても、慣れれば全然平気なものだと我ながらビックリ。この本は1982年から17年間『別冊文芸春秋』に連載していたものだそうで、確かにそういうのにピッタリ。日々の暮らしがテーマなのでどこまでも続いていきそうで、間隔を置いて山場・見せ場があり、その都度魅力的な人物、変わった人、新しい人が登場する。松山巌氏の解説の冒頭に「『東京セブンローズ』はまことに不思議な小説である」とあるが、私もそう思う。今まで読んだことのない種類の小説だった。
●読書中:Linnets and Valerians(Elizabeth Goudge) (Book Description) When the four orphaned Linnet children are sent to live with their nasty grandmother, they decide at once that their new life is unbearable-and run away. Making their way through the English countryside, they first charm the gruff but lovable Uncle Ambrose and his gardener, Ezra, then stumble upon the eccentric Lady Alicia, who seems to have lost her family. And then the real fun begins! The Linnets start their search for the missing Valerians-but will they be thwarted by the witch Emma Cobley and her magic cat?
エリザベス・グージの本を1冊読んでみたくて、タイトルに花の名前(Valerian)が入っているのでこの本にしてみた。Book DescriptionによるとLinnetは表紙にある4人の孤児の兄弟姉妹の名前のようだ。落ち着いてじっくり読みたいと思っている。
●買った本@ブックオフ 計¥1795(割引あり) 『震える岩―霊験お初捕物控』(宮部みゆき)¥367 『剣の輪舞』(エレン・カシュナー)¥105 『永遠の王―アーサーの書(上)』(T.H. ホワイト)¥105 『永遠の王―アーサーの書(下)』(T.H. ホワイト)¥420 『ヘルメ・ハイネの水晶の塔(上)』(井辻朱美)¥105 『ヘルメ・ハイネの水晶の塔(下)』(井辻朱美)¥105 『有閑倶楽部 (5)』(一条ゆかり)¥367 マンガ 『有閑倶楽部 (8)』(一条ゆかり)¥367 マンガ
いかん、和書の未読本の箱が満杯になってあふれてきてしまった。今日買った本が入らない・・・。( ̄□ ̄;何冊あるんだか、考えるのも怖い!
◎震える岩―霊験お初捕物控(宮部みゆき) 内容(「BOOK」データベースより) ふつうの人間にはない不思議な力を持つ「姉妹屋」お初。南町奉行の根岸肥前守に命じられた優男の古沢右京之介と、深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める。謎を追うお初たちの前に百年前に起きた赤穂浪士討ち入りが…。「捕物帳」にニュー・ヒロイン誕生!人気作家が贈る時代ミステリーの傑作長編。
◎剣の輪舞(エレン・カシュナー) 都で1、2を争う腕を誇る美貌の剣士、リチャード・セント・ヴァイヤー。暗殺請け負いをなりわいにしている彼は、愛人の美青年アレクとともに気ままな暮らしを送っていた。そんなある日、政敵を追い落として権力を握ろうと図る大物貴族から仕事の依頼が舞いこんだ。そのときから、リチャードの運命はすこしずつ狂いはじめた…。剣に生きる男の恋と波乱の生涯を華麗に描く、アメリカ・ファンタジイ界期待の新鋭の傑作長篇。 Swordspoint(Ellen Kushner)の翻訳。この本は、表紙が好きで前から読みたいなぁと。( ̄∀ ̄)ニヤ でも同作者の絶版本『吟遊詩人トーマス/Thomas the Rhymer』はもっと読みたいのよ〜
◎永遠の王―アーサーの書(T.H. ホワイト) 内容(「BOOK」データベースより) 少年の名はウォート。親の顔は知らない。義兄のケイが騎士に叙せられた暁には、従者として一生を送るはずだった。だが森のなかで、時間を逆に生きる魔法使いマーリンと出会ったとき、彼の運命は一変した。そう、ウォートこそは、イングランドを統べる伝説の王アーサーとなるべき定めにあったのだ。奇想天外にして壮大無比、史上最高のアーサリアン・ファンタジイついに登場。The Once and Future Kingの翻訳。
◎ヘルメ・ハイネの水晶の塔(井辻朱美) 内容(「BOOK」データベースより) ヘルメ・ハイネの水晶のかけらを求めて、マーレンはさまよっていた。ミス・ダルシラもいない。ヘルメ・ハイネの行方もわからない。不思議な世界で途方にくれるマーレンを、トロールが襲う。彼らも水晶を狙っている。次第に解きあかされる水晶の力、秘められた巨人の伝説、そして、ヘルメ・ハイネの正体。マーレンはさらに旅を続け、ついに、水晶のかけらにたどりつくが…。 この本は、今から読むところ!
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