|
|
2002年05月08日(水) ■ |
|
読書中:『東京セブンローズ』 |
|
●読書中:『東京セブンローズ(上)』(井上ひさし) よたよたした速度ながら、なんとか順調に進んでいる。旧仮名遣いはうっとおしいけど、思ったよりは違和感が無い(と言うわけで、帰りに下巻を買ってみた)。 舞台は東京の根津(in文京区)。終戦間際の下町の団扇(うちわ)屋のご主人が書いた日記という体裁になっている。冒頭で長女の嫁入り先が決まる場面があるので、「団扇屋のご主人」は多分40代〜50代前半かなぁ。
ところで私は「団扇屋」というのがどういう商売なのか全然わかってないです。・・・なんで朝日新聞社から注文が来るんだろうか。(^^; うちわを注文されたの?で、その何万枚だかを自分の店で作って納品するとか?それを運ぶのにオート三輪(って何?)を使ったとか、そういうこと?・・・うーん、謎が謎を呼ぶ。<バカ( ̄_ ̄; 修行が足りないなー・・
●買った本
『マレー鉄道の謎』(有栖川有栖)¥987 『東京セブンローズ(下)』(井上ひさし)¥619 『水琴館の惨劇―銀猫堂奇譚』(岩崎るりは)¥1050
◎マレー鉄道の謎 「この作品は、マレーシアの時刻表を駆使した鉄道ミステリではありませんので、ご了承(ご安心)ください。南国の高原リゾートで起きた密室殺人を解く旅に、ようこそ ―有栖川有栖」
・・ていうか今、書誌情報がどこにもなくて困ってるんですが。何故よ?(ーー) 厚さ2センチくらいの新書で、青と緑色の表紙の本。有栖川の本で新書を買ったのは初めてだけど、新刊だし。火村英夫初の海外進出、マレー半島が舞台らしい。ダ・ヴィンチのインタビュー(p.84)に出版するまでのいきさつ(タイトルだけ先に知れ渡ってしまった事情)や、本書は「アガサ・クリスティとエラリ-ー・クイーンの要素が対称的に配置された古典的スタイルの新本格派」だとか、色々書いてあった。
で、パラパラ中を見たら、日本語以外の言葉の会話部分が、 「XXXXXXXXX!(何語かも聴き取り不能)」 なんてアリスの視点のままになっていて笑えた。
◎水琴館の惨劇―銀猫堂奇譚 ネコ本。花に続いて、ネコもコレクションのテーマにしようかなぁ。(^^;わははは
|
|