|
|
2002年05月05日(日) ■ |
|
Tuesdays With Morrie(Mitch Albom)読了 |
|
●Tuesdays With Morrie(Mitch Albom)読了♪ (内容)「ミッチ、私は死にかけているんだよ」 16年ぶりに再会した恩師、モリー・シュワルツ教授は死の病に侵されていた。「あと4か月か5か月かな」。だが、その顔には昔と変わらぬ笑顔があった。「この病気のおかげでいちばん教えられていることとは何か、教えてやろうか?」そして、老教授の生涯最後の授業が始まった――。著者ミッチ・アルボムとモリー教授が死の床で行った「ふたりだけの授業」の記録である。毎週火曜日、飛行機に乗って700マイルも離れた恩師を自宅に見舞い、静かに対話を紡ぐ。
ぼんやりしているといつまでも読了できなそうなので、午後、後半を一気に読んだ。読んでいるうちに話に引き込まれて、モリー先生の考え方に感動してしまったし、最後の方ではボロボロ泣いてた。あんな風に考えられるものなのか・・。でもやっぱり、こういう死臭のする本(失礼!)はジャンル的にどうも好きになれないな。 それにしても、アメリカ人の描く「死」って、どうしてこうあからさまなんだろう。おそらくこの本は、生死や愛といった抽象的、哲学的な事柄を、分かりやすい話題で分かりやすく描いたから受けたんだろう。私は底が浅いと感じてしまったけど、言いたいことは伝わってきた。小説だったらボロクソに言ったかもしれないけど、この本は実話だそうだし。
●読書中:The Silver Metal Lover(Tanith Lee) 4/8の日記にもちらりと書いた、タニス・リーのファンタジー、『銀色の恋人』のPBを読みはじめる。英語は難しくないので、話さえ面白ければサクサク読めるかもしれない。
●読書中:『東亰異聞』(小野不由美) 話に引き込まれて感じは良いのだけど、1/3まで来ても事件の全体像が見えてこない。東亰で起きている火炎魔人だの、人魂売りだの、闇御前だのの怪奇事件を調べていた新聞記者が、鷹司常煕という青年に行き当たる。そのまま、ずずーっと鷹司公爵家のお家騒動が明らかになっていくという流れ。ありがちな設定だけど、常の兄とやらも出てきて、さてどうなるのかな?
|
|