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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2002年04月08日(月)
買った本/『十角館の殺人』読了

●アマゾンから届いた本 \4495
Amphigorey(Edward Gorey)¥2184
The Martian Chronicles(Ray Bradbury)¥900
The Silver Metal Lover(Tanith Lee)¥771
More About Paddington(Michael Bond)¥638
4冊中、このThe Martian Chroniclesの表紙が一番イマジネーションを刺激される〜。なんだかよく分からなくていい感じっ。

◎Amphigorey(Edward Gorey)
エドワード・ゴーリーの絵本を15作品集めて収録した「ベスト版」。じつはずっと欲しくて欲しくて、買う機会を狙ってた待望の本!(笑)サイズは28×21cmと大きく、1ページに(元の本の)2ページ分ずつ、絵と文章をそのまま載せているらしい。以下の15作品を収録。
The Unstrung Harp
The Listing Attic
The Doubtful Guest ;『うろんな客』
The Object-Lesson
The Bug Book
The Fatal Lozenge an Alphabet
The Hapless Child ;『不幸な子供』
The Curious Sofa
The Willowdale Handcar
The Gashlycrumb Tinies ;『ギャシュリークラムのちびっ子たち』 
The Insect God
The West Wing
The Wuggly Ump
The Sinking Spell
The Remembered Visit

*作品の内容についてはthe wonderful world of Edward Goreyという素晴らしいサイトのPrimary Booksに詳しく書いてあった。さらにベスト版にはAmphigorey TooAmphigorey Alsoという本もある・・・フフフフフ

◎The Martian Chronicles(Ray Bradbury)
『火星年代記』なんて素っ気無いタイトルのせいで、良くある火星に移民するとか火星人襲来系のSFを連想して、今まで読もうとしなかった本。The Halloween TreeDandelion Wineを読んで「大丈夫そうだ」と踏んで、思い切って買ってみた。空想の火星とそこに生きる人たちを描いた連作短編だそうだ。詩的情緒たっぷりというのはまぁ、気分が乗れば気分良く読めるもの。

◎The Silver Metal Lover(Tanith Lee)
邦題は『銀色の恋人』。近未来を舞台に、物語の名手タニス・リーが情感豊かに描きあげる、少女とアンドロイドとのSFラブロマンス。
Mother, I am in love with a robot.
No. She isn't going to like that.
Mother, I am in love.
Are you, darling?
Oh, yes, mother, yes I am. His hair is auburn, and his eyes are very large. Like amber. And his skin is silver.
Silence.
Mother. I am in love.
With whom, dear?
His name is Silver.
How metallic.
Yes. It sounds for
Silver Ionized Locomotive Verisimulated Electronic Robot.*
Silence. Silence. Silence.
Mother...


*ロボットの型の名前らしい

◎More About Paddington(Michael Bond)
パディントンシリーズ2作目、邦題は『パディントンのクリスマス』。ブラウン家のくまパディントンのエピソードと絡めて、イギリスのクリスマスの風物が魅力的な1冊だそうな。読むのは12月まで待つか?(^^ヾ

●買った本@ブックオフ
『陰陽師』(夢枕獏)¥105
『二人がここにいる不思議』(レイ・ブラッドベリ)¥367

◎『陰陽師』
「この本を読まないなんて、人生損してるよ!」とまで言われては、「・・・はい。」と言って素直に読むしかないでしょう。(^^;

『十角館の殺人』(綾辻行人)読了
う〜ん、結論を先に言うと、私は有栖川の方が好きだと思った。ミステリとしては素晴らしい作品だと思うけど、個人的な感想を言うと悪口しか出てこなそう。冷たく突き放した感じがするところと、不条理さが強調されているところが好きになれなかった原因か。有栖川の本は優しくて、どんなに最低のキャラでも作者が愛情持って描いているのと対照的に、露悪的な所が読んでいて悲しかった。