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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2002年04月01日(月)
Five Quarters of the Orange

●新年度。というより、エイプリルフールの日だ。

Five Quarters of the Orange(Joanne Harris)
死んだ母が残したレシピを元に、故郷に帰って小さなレストランを開くFramboise。実は彼女には暗い過去があり、自分がこの村出身である事をかたくなに隠してきたが、暴利をむさぼろうとする甥によってその過去が暴かれようとする。フランス、ロワール地方を舞台に、ドイツの占領下にあったFramboiseの少女時代の回想と現代が交錯する。死んだ母は農場で果物を栽培していたが、オレンジだけは大嫌いで絶対に持ち込もうとしなかった。それは何故?Framboiseの過去とは・・・

登場人物 ;(名前の意味)説明
Framboise ;(ラズベリー)主人公
Cassis ;(ブラックカラント。黒すぐり)主人公の弟
Yannick ; Cassisの息子。主人公の甥
Pistache ;(ピスタチオ)主人公の娘
Noisette ;(ヘーゼルナッツ)主人公の娘

↑キャラの名前からしてこれだし(ノ ̄∀ ̄)ノ なんて素敵(笑)気が向きさえすれば、こういう本はすごく好きだ。初めからずーっと食べ物の名前でいっぱい!まだ始めの方で、(全5部のうちの)第1部が終わったところ。まだまだ謎だらけだが、今のところBlackberry Wineよりもかなり読みやすいと感じる。ワインは異なる時間軸で話が同時進行だったけど、今回は回想として過去のシーンが出て来るだけのようだし。

Coastliners(Joanne Harris)
先日買った、同じくジョアン・ハリスの本の内容紹介を発見。↓
メイドは北フランスにある小さな島に戻ってきた。島は二つのコミュニティに分かれ、兼ねてから激しいライバル意識が存在していた。エネルギーに満ち溢れた彼女は自分の属するコミュニティの活性化を図るため様々な事に挑戦するが、そんな時魅力的な男フィンに出会う。自分はどこにも属さない、と言うフィンだが、では何故島との関わりがそれほど強いのだろうか…?ショコラの著者が贈る最新作!(タトル商会ブックネットより転載。イギリスでベストセラーになっているのでここにも出たのだな。)

『ハイペリオン(上)』(ダン・シモンズ)を読み中。
28世紀、宇宙に進出した人類を統べる連邦政府を震撼させる事態が発生した!時を超越する殺戮者シュライクを封じこめた謎の遺跡―古来より辺境の惑星ハイペリオンに存在し、人々の畏怖と信仰を集める"時間の墓標"が開きはじめたというのだ。時を同じくして、宇宙の蛮族アウスターがハイペリオンへ大挙侵攻を開始。連邦は敵よりも早く"時間の墓標"の謎を解明すべく、七人の男女をハイペリオンへと送りだしたが…。ヒューゴー賞・ローカス賞・星雲賞受賞作。

うちの母が去年からこのハイペリオン4部作にハマり、家に4作全部あったりする。最初、まだ少し抵抗があってすらすらとは読めないけど、なんとか終わりまで行けそうな気がしてきたところだ。要するになんでもありな話みたい。