耳の奥に鳴るようにそれとなく響いていたしんしんと街灯の白い光は公園の雑草を 作り物のように見せて飛び交う虫たちの群れを影絵のように映し出していた放り出されたサンダルを拾いに背中に負うあなたの重みその温もり夜の呼吸のようにわたしたちを包んでいた