もしも、あなたと一緒にいられる一日があれば、なにもしなくてもいい。一緒にいるだけで、時間がゆっくりと過ぎるように、じっと寄り添っていたい。まどろんでいてもいい、思い出したように言葉を交わし。たとえば、あなたはわたしの膝に頭をもたせかけ、わたしはあなたの髪をなぜていよう。わたしは、あなたのことばに耳を傾けている。そんな静かな一日が欲しい。