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   Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
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2005年06月29日(水)
消費とコミュニケーション。


調べ物をしていたら、「アップ顔の美しい女になる!」【All About Japan】というのを発見してしまい、調べていた対象とこのコピーの差が激しく違いすぎて、一気にどっと疲れてしまった今宵でありますです。。ちと引くと、

日常生活で顔と顔が近づくことってけっこう多いもの。
そんな時、人はあなたの顔をさりげなくチェック!
いろいろな感想を抱くものなのです。その感想が好意的なものであれば問題なしですが、そうとは限らないのが現実のようで……。さまざまな場面で人はどんなふうにチェックしているのか、コメントを集めてみました。
みんなの意見を参考に、至近距離で見られても自信の持てる顔を目指してみましょう!


とのことで、「合コンで男はここをチェックする!」「ビジネスで男はここをチェックする!」「同窓会で女はここをチェックする!」と、場面別に3つに分けて、これでもかこれでもかと、消費者である女性の「見られている」という“不安感を煽る”方法を採用しているように見受けられますです。要するに、「アップ顔の美しい女になる!」という特集風の、商品を売り込もうとする広告なので、よくあるパターンと言えばそれまでなのであるが。

でもまぁ、何といいますか、こういうのって見てて疲れるんですよねぇ。。人のコンプレックスをネタにしている商売は数多くありますが、何もわざわざ“不安感を煽る”ことで、コンプレックスを「増殖させる」または「創造する」ことはないような気がするんですよなぁ。

「そんなこと言ってると商売にならないんですよw」という意見もあるでしょうが、商売にも「やり方」というのがありますよね、ふむふむ。

というか、最近よく思うのであるが、いつから「消費すること」がコミュニケーションの一環になったんでしょうなぁ。家庭菜園や、自給自足の生活に激しく憧れてしまう最近でありますです。。

(あ、ちなみに勘違いされるとメンドウなので書いておきますが、私個人はすでに「アップ顔の美しい女」ですので、この件に関してコンプレックスはありませんので。さらにちなみに書いてしまうと、別に高い化粧品使わなくてもイイんですよ、そんなの無駄ですって、いろんな意味で。そこらへんに生えてるアロエでも塗ったほうが効果的ですし、成分も新鮮そのものです、はい。)
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