以下、再び『恋も仕事も思いのまま』ヘレン・ガーリー・ブラウン著(集英社文庫1988年)より引用。
とにかく新米のあいだは、中身の濃い人生を送ろうと思うなら興味の在ることをすべてやってみるべきです。“予定がつまりすぎ”“何にでも首をつっこみすぎ”ているくらいでなければ、人生から得られる楽しみの半分は見逃していることになりますよ。
(中略)はじめのうちこそゆっくりですが、仕事の上でも私生活でもやがて加速度的に効果をあげはじめます。そのうちとてつもないスピードになって。
わたしの場合、30代後半から40代にかけて、着々と成功していったわけだけど、いちばん華々しかったのは50台に入ってからね。ほしいものはすべて手に入るって感じ。
ときにはつまずくこともあるけれど ― 失職したり、社内の派閥争いで読みを誤ったり、私生活の中で恋愛、健康、お金などの問題がつぎつぎと起こったり ― 人間、年とともに強くなるものなのです。産毛の生えた桃みたいに初々しかったあなたの顔も、ひと皮厚くなって、それでもずっと美しく、セクシーになるはずです。
ほかの女性が夫や子供に捨てられて自信をなくしていくちょうどその時期、あなたはいまを盛りと咲き誇っていることでしょう。
『恋も仕事も思いのまま』ヘレン・ガーリー・ブラウン著(集英社文庫1988年);p45より引用。
ここ数日、今年を振り返りながら来年の目標や時間の過ごし方を考えておりました。のだけれど、上の引用文を読んでみて、“来年の”とか“3年後の”とか“5年後の”とか。そういうギリギリ想像可能な短い期間での目標、ではなくて、もっと遠い未来を見据えた上での目標を、ある程度具体化する必要があるなぁと思いましたわ。。
まぁ、長らくこの日記を読んで下さっている方はご存知の通り、私って、家族法(←民法の第4編親族と第5編相続を合わせて家族法と呼ばれることが多い)でで支えられています結婚制度を利用しない側の人なんですよなぁ。(→理由は色々あるけど、短く言ってしまうと、国に関係を拘束される&固定化されるような法的契約を“わざわざ”結びたくないから、ですわ。それに読んでみたけど、日本の家族法ってちと問題あるよなぁと思ったりするし。)
なので、民法上の結婚制度を利用する方々と比較しますと、居住地の選択や自由になる時間の量などという意味では、幾分自由度が高い生活が送れるというのはあるかもしれませんなぁ。(→というか、法律婚するorしないとかじゃなく、本質的には一緒に過ごす相手によるんだけどね、結局は。って、今は満足してますので変に勘ぐらないようーに。。)
よって、その点を考慮し、1週間くらいかけて、今ある「夢ノート」を再度書き直して、上の引用文の記述から連想できるようなライフスタイルよりも、もう少し自由度を上げたプランを作ってみようかなぁと思う。大目標である“ゆっくりとベストを尽くす”を可能にするような、長期的な視点に立った、ゆっくりとしたプランを。
←未来 目次 過去→