D君と久しぶりに電話。「お前の父親、出世するんでしょ?」と言われびっくり。っうか、D君に言われて初めて知った・・・。もしそれがホントだとしたら「そりゃあ、おめでとう。」「こんな娘ですまん。」と父に伝えねばならぬ。あぁ、複雑な気持ちであるよ。というか、情報の伝達経路がおかしいよ、我家。というコトで、ついでに、というか、自分にとって必要なことなので今日は家族について書くことにしまする。
まず、私の家族は“まとも”である。確かに“まとも”なりに問題もあるにはあるが、それにしても“まとも”であると思う。そして、その“まとも”さゆえ、今現在のなおサンができた、っうコトであるよ。つまり、突然変異とまではいかないまでも“変異”が起きたのでありましょうな。
幼い頃、両親の仕事について不満があったのを覚えていまする。今思えば、小さいことなんだけれど、あの頃は、両親が普通のサラリーマンだったらどんなに良いだろうと何度も考えたものでありました。(注*職種は秘密だけどよくある仕事であるよ。)もちろん、こんな人になってしまったとはいえ、ここまで育ててくれた両親には感謝してもしきれなませぬ。が、「もし親が普通のサラリーマンだったなら・・・。」という幼き頃の思いが未だに蘇ってくることが時々あるのも真実でありまする。正直、そうだったらもっとシンプルな思考回路を持つ人間になれた気がするのだよ。(→私は面倒な人間でありまする。)
しかし、私ってホントに手間のかかる子供だよなぁと思う。と同時に、何故にあの“まとも”な二人の娘として生まれてしまったのか不思議に思ったりもする。なので、勝手に「子供の気質は両親に似るんじゃなく、隔世遺伝するものである」と結論付けていまする。(注*違うと思います。ちゃんと調べませう。)
というか、何はともあれ、こんな娘のままでは両親があまりにも不憫である。ので、親孝行とはいえないかもしれないが、「オレの娘は少なくともアホではなかった!」というコトを今年は感じさせてあげたいと思いまする。
というか、父よ、「勝負は最後までわからん。」と言う貴方のコト、かなり好きです。ギャンブラー気質だけは似てますな。そして本好きなところも。