寒い一日でありました。気温はもちろんのコト、私個人にとっても非常にサムイ一日であった・・・。
実は今日、ある試験を受けてきたのであーる。「いやぁ〜、勉強時間が足りなくてさぁ〜。」とか、「っうか、生まれつき頭悪いんだよねぇ〜。」とか、100コ言い訳を捻り出すことは十分可能なのでありますが、要するに、落ちた(らしい)っうことであーるよ。
まぁ、でも今日試験を受けてみて確信できましたよ、あと1回受ければ合格するというコトを。「またまたぁ、大きく出すぎですぞ。」と思ったそこのキミ。オレはやるでぇ〜。(→何で筆記合ってるのに選択で間違うんだよ、自分。アホ。)
っうコトで、既にネタが尽きてしまいましたので、ココから今日のタイトル通り、恋愛における語学、なるものについて記すことにする。
では早速問題であーるよ。相手は日本語不可の英語圏のヒトであることを前提に、状況を思い浮かべて考えてみて下され。
【問題】今夜は恋人を家に招いて、夜8時から一緒にお風呂に入る予定であります。(→あり得るよね?)しかし、もう8時50分になったというのに恋人は未だに到着しません。すると、インターホンの音が。ドアを開けると恋人が立っています。「遅れてごめん。」と詫びる恋人に、あなたはやっと恋人に会えたのが嬉しくて、『待ってたよ。』と言います。
さて、英語で『待ってたよ。』は何と表現すれば良いでしょう?
「そんなん、簡単であーるよ。」と思ったキミ。答えを確認してみて下され。
"I have been waiting for you." では×であーるよ。
では何故、"wait"ではなく"expect"を使わなくてはならんのでしょう?
"wait"は確かに「待つ」という意味だけれど、正確には「待機する」というニュアンスで使用される動詞なのであります。よって、"I have been waiting for you."=「ずっ〜と待ってたのよ。遅いんだよ、コノヤロー!」という意味だと相手は捉えてしまう可能性無限大でありまする。会えた喜びを表現するハズが、相手を責めてしまっている結果に。ああ、悲惨であーるよ。。。
一方、"expect"は日本語で「予測する、待つ」という意味。ではありますが、ニュアンスとしては「ある程度確実なコトを予測して待ち受ける、期待する」という感じになりまする。
この例の場合、恋人が家に来ることはある程度確実だったワケですし、楽しみにしていたのですから、こちらを使用するのが正しいと思われます。
ってコトを長々と書いてみたけれど、コレってよく国籍が異なる恋人同士にはあるのであるよ。私も昔付き合ってた人と何度も“コトバ”、正確には“言い方”で喧嘩したし。。。今思えば、“言い方”で外人(→差別用語なのかい、これ?)と口論するだなんてアホだとは思うけど、長く一緒にいると、やはりコトバそのものよりも、それが表すニュアンスの方がインパクト大きかったりするんだよなぁ、面倒なことに。。。
どちらか一方が他方の母国語に堪能であればあるほど(→ネイティブではなくあくまでノンネイティブで堪能である場合)、ニュアンスの差異は結構デカイ。
完璧にコミュニケーションが成立しているように感じられても、ホントは微妙に異なる現実を見ているのかもしれない。そんな怖さがあったりもするのだよなぁ、母国語の異なるお二人には。
と言っても、微妙に異なる現実を見てる可能性は、どんな相手にもあり得るワケでして、「あぁ、私は何が言いたかったんだっけ?」と考えてみたけれど、上手い締めが見つからない。。。
よって無理やり締めまする。。。
夜も更けて参りましたしね。ではおやすみなさいまし。