コトバコで久しぶりにワニラをやって、本当に楽しかった。 一緒に読めるって幸せな事だと思う。 わたしは人付き合いがうまくはないから、相手を尊敬している部分がないと、関係を続けていけない。 それは、距離が近ければ近いほど、親しいほど、そうで。 だから、今まで続いているワニラの奈緒もユーリも尊敬してるし、憧れているんだなってつくづく思います。
二人の朗読する時の立ち方みたいなものが好き。凛としていると思う。とても自然に。 わたしはすぐ装うし、取り繕うから、いつもすごいなって思う。うまくいえないけど。
私ね、奈緒の声は、なんていうか、天の声だと思うんだ。 地上の雑多なできごとを見下ろす場所に立てる声。そういう力を感じる。 だからとても自然に、染み込んできて、ときどき泣きそうになったりする。 奈緒の声は奈緒だけにしか出せないよ。 ワニラをやるとき、いつも奈緒にバランスを取ってもらってる気がします。
ユーリの声は、強いなって思う。 まっすぐに、聞く側に向かっていくかんじ。 それが押し付けでもないし、言い訳がましくもないから、すごいなと思う。 それでいて、切なかったりしてね。 ユーリの声も、ほかのひとには出せないんだよね。あたりまえだけど。
ふたりとも朗読するとき、本当にきれいに立っているなって思う。なんていうか、寄りかかってなくて、それぞれにきっぱり立ってる。 ときどき、自分が並ぶのが申し訳なくなるもん。
でも、一緒にやれるのが一番の幸せ。
あとね、私はふたりの歌が好き。あんなふうに歌えたらなあっていつも思うさ。
なんか内輪でほめてるみたいになってるけど、一緒にやってる私がふたりを好きなのは当たり前のことだもん、いいよね。
楽しいことをいろいろ、やりたいのでした。一緒にさー。
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