戯言、もしくは、悪あがき。
散る散るミチル
ミチルは果てた
充電切れたら
今夜も寝逃げ

2003年11月09日(日) おやすみなさいを言うまでの夢

今日はとても良い日でした。
目にも舌にも美味しいケーキを食べて、はしゃいで音楽を聴いて、木立の中歩いて、お酒飲んで、最後にはなつかしい味の生クリームがたくさん乗ったチョコレートパフェまで食べました。
楽しかった。

家に帰ってから、ひと悶着。
ふとした言葉に勝手に傷ついて、夜の深さに途方に暮れてしまう。

青春なんて、わたしには訪れたことがないと思っていたし、ずっとこれからもそういう日は来ないだろうって自分に言い聞かせてた。
でも、やっぱり、しいて言うならいまが「青春」なんだろうなって。
ずっとずっと、いろんな曲面で、いろんな自分を殺してきて、彼らは自由にさせてあげれば、手足を思い切り伸ばして春を謳歌していたのかもしれない。
でもわたしは殺してしまったし、それをとめることは出来なかったんだと思う。
だから、わたしは、いまここにあるもの、ここにいて触れられるひとたちを失ってしまうのが怖いし、それなのに一方では傷つけずにずっと手をつなぐ方法なんて、まだよくわからなくて、わかるはずないってあきらめていたりもする。
醜悪だな。

いつか光の下で大好きなひとたちと広い草原で鬼ごっこをしたい。
みんな順番に鬼になって、つかまえては逃げられて、つかまっては逃げて、草を蹴散らして、へとへとになるまで走って。
それでね、日が暮れたらもう、誰が鬼だったとしても、みんなで一緒に地面に座り込んで、夕焼けが星空に変わっていくのを見るんだよ。
手をつないで見るんだよ。
そんな日が来るといいのに。
今日はそんな夢を思いながら、もう、寝ようと思います。
おやすみなさい。またあした。がんばろう。ほどほどに。


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