つの字の褻の日

2003年10月21日(火) 双子の保育園の送り迎えについて

うちのマンションのお隣は、公立保育所なんです。
子供が産まれたら、そこに預けて働くのね〜なんて確信しつつ、そのマンションを買ったんです。
でも、産まれてすぐ申し込んだにも関わらず、定員オーバーで入れてもらえませんでした。
そして、今の保育園に入園しました。
大人の足で歩いて15分。半分以上が坂道です。上まで登って、下ったところ、という感じ。行きも帰りも、急な上り坂がある道です。

1歳児クラスに4月から、双子1歳5ヵ月の時です。

双子が歩き出したのは、1歳3ヵ月と1歳5ヵ月、入園時はよちよちもいいとこでした。
大人の足で15分の道のり。よちよちの赤ちゃんが歩いて通うことは不可能でした。
電動アシスト自転車を購入しましたが、自転車に双子を乗せる場合、前と後ろ、ということになります。
後ろの座席に子供が乗れるのは、2歳からなのです。
前ならば、何かあったら止まるなり手で支えるなりしてあげられますが、後ろは見えません。
ただでさえドンくさいうちの双子を、後ろ子乗せに乗せる勇気は、ありませんでした。

入園からしばらくは、ベビーカーで登園しました。
ベビーカーで、家から保育園まで行きます。
保育園に置かせてもらった自転車で会社に行きます。
自転車で、会社から保育園に迎えにに行き、
自転車を置かせてもらって、ベビーカーで家まで帰ります。
自転車は、保育園で夜を越すわけです。
何度か、自転車の電池を持って帰るのを忘れて大変でした。
保育所と会社の往復だけ、乗ってるのは私だけ、なので、電池は5日くらいもちました。
(現在は1日ちょいしかもちませんので、毎日充電です。3年目半ばで電池を買い替え、ほぼ新品なのですが。)

雨が降った時は、実家に電話しておじいちゃん号(車)を出してもらいました。
これには、パパがいい顔をしませんでした。
実家の車には、チャイルドシートが1つしかなかったからです。
私とおばあちゃんが乗ると、チャイルドシートは1つしかつけられないからです。
現在もいい顔はされないまま、おじいちゃん号に乗る時はシートもベルトもなしで、双子は乗っています。

日本一暑い大阪で(実際、「今日日本一暑かった都市」としてテレビで名が出ること数回)、30kgほどもあるベビーカーを押して坂を上がるしんどさ。
ベビーカーの上でなぜか靴下や靴を脱ぎ捨てる双子。(無くした!と思っても翌日には見つかってましたw)
それらに負けて、お盆休み明けから、自転車での登園を始めました。1歳10ヶ月の時です。

前後共、子乗せについているベルトを装着。ヘルメットも装着。トロトロいつでも止まれるスピードで。
うちの保育所は、お昼寝布団はレンタル、持って往復する必要はありません。
また、暑い季節など、日に4回も5回も着替えさせる保育園もあるようですが、うちの保育園は多くても2回。
荷物は少ない方の保育園であったから、できたことだと思います。

自転車は見る人にはものすごく危なかしくみえるようですが、恐いのはどちらかというと、乗っている時よりも、子供を乗せて自分は乗らずに自転車を押している時です。駐輪場での出発時など。
自分側に倒れてくる自転車はいくらでも支えられますが、向こう側に倒れそうになったら引き戻すのは非常に難しいです。
ヒヤリとしたことが、2回程あります。倒してしまったことは1回です。一人を降ろした瞬間でした。幸いケガはありませんでした。
倒れてしまった時、前の子の方が高い位置にいるので危ないように思われますが、怪我をする確率は後ろの子の方が高いそうです。
前の子の両側には、ハンドルがつき出ているので、ハンドルが先に地面につくからです。
後ろの子は、足が自転車の下敷きになってしいます。体も自転車と同時に地面に落ちます。

どちらにしても、非常に危険です。
地元スーパーの駐車場で、自転車が倒れたそこをちょうど車が通りかかり、2歳だか3歳だかの子供が亡くなりました。
子供を乗せ降ろしする時は、向こう側にフェンスなどがあって倒れない場所を選んでいます。

雨の日はおじいちゃん号です。
朝自転車で行って、夕方雨で車に来てもらった時は、翌朝が晴れていても車に来てもらいました。
自転車は会社に置いたままだからです。

年少組(3歳児=4歳)の3月現在もこの状況ですが、電動自転車をもってしても坂を上がることが、私の体調によっては困難になってきました。双子の体重は16kg台。坂の頂上5m前で自転車を降りて押すことがあります。
その場合は、押す距離は大したことはありませんし、その場で子供を降ろしてまた乗せる時の危険度を考えると、子供を乗せたまま自転車を押した方がまだ危険度がマシ、と考えてそうしています。

前子乗せの位置が、比較的高くて(自転車をこぐ時、ガニ股にならずにすむくらい)、その分、子供が大きくなると、前が見にくくなります。
傍からは「全然前を見ずに走っている」ように見えることでしょう。(結構見えてるんですが。でないと走れないよ。)
ちなみに前子乗せは12kgまで、と書いてありますから、とっくに制限を越えています。ベルトも長さが足りず留めることはできません。

先日、休みの日に3人で歩いて保育園に行ってみました。20分程で行けました。(自転車なら、乗せ降ろし、駐輪場までの往復など含め、10分程度)
近い将来、歩いて通うことになるかと思います。
双子は、私がうとましく思うくらい、手を繋いで歩きたがります。一人で勝手に走っていくようなことは今まで全くありません。


今、マンションの階段をスタスタ上っていく子供達を見ると、「楽になったもんだ!」と思います。
1歳児の頃は、号泣する2人を前に、荷物をかかえて途方にくれたことが何回もありました。
自分ちのマンションの、駐輪場から家までの距離だけなのに。
ニコニコ機嫌良く家にたどり着けることの方が少なかった。
4歳半の今では、鍵を渡すと走って上がって行って、玄関を開けて待っていてくれます。

1歳2歳の子供、ものすごくかわいいけど、自分の子としては、もう勘弁です。


以上、双子の保育園の送り迎えについて、うちの場合でした。
(20080315記)


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