シュガー・ダディ - 2004年10月07日(木) 「シュガー・ダディ」って言葉、皆さんはごぞんじかな。 これはですね、お金だけはものすごく持っていて、若いおねえちゃんにせっせと貢ぐオヤジのことなのです。 青春時代、あまりモテなかったことに対する埋め合わせなんでしょうけど、ありあまる財力を頼りに、若くてチャラいおねえちゃんに、ブランドもののバッグだの、毛皮のコートだの、宝石だの、マンションだのを気前良くプレゼントして、愛人にしているオヤジ、これは洋の東西を問わず多いようで。 (たとえば、以前このサイトでも書いたことのある、受付嬢を愛人にした某○クザ作家とか。) それは傍から見ていて、およそカッコいい行動とはいえないし、財力以外に魅力がないってのも、男として情けない気がしますな。 昔から愛人を囲う中高年男性といえば、このシュガー・ダディのイメージがほぼ固定しているのですが、世間から「中高年=金以外に魅力なし」というイメージでしか見られていないことに、僕も含めた中高年男性はもっと反発したほうがいいと思います。 経済力以外の魅力、それはたとえば若い男性にはない精神的余裕とか、豊富な経験なしには獲得出来ないスキルとか、そういうものでしょう。 ところが、そういうものを身につけることなしに、ただただ年老いていくだけの人が多い。 だから、若い者にもなめられる。粗大ゴミ扱いされる。 見てくれしか取柄のない若い連中にさえ、負けてしまうのです。 これからのダディ・エイジのありかたとは? まずは、自分の内面を磨き、きちんとその魅力をアピールしていくこと。 仕事にせよ、趣味にせよ、何かひとつでもいいから、人生のテーマを決めて、一貫して追究していくこと。 これに尽きるのではないかと思っています。 胸を張って自分のことを語れるオヤジの登場を期待したいと思います。 ...
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