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「年の差交際」身近な実例 - 2004年10月04日(月)

何度も何度もネタにさせていただいている「年の差結婚」であるが、年の差カップルは実際にはどんな交際をしているのか、僕の周辺の例で見てみよう。

その1 A君の場合
45歳。結婚・離婚各1回。子供2人(娘2人)あり。親権は元奥さん側。
離婚の最大の原因は、彼の浮気癖。
離婚してからすでに6年近くが経過。その間、何人かの女性との交際はあったが、どれも「ワンナイト・ラヴ」的な感じで、長続きしていない。

本人は「年が離れていると、話が合わないので、女性はあまり若くないほうがいい」といっているのだが、実際には30代後半以降で魅力的な女性なんてそうざらにはいないので、いきおい、20代の若い女性と付き合うようになりがちだ。
いまも20代半ばの女性と交際中。水商売のアルバイトをしていた彼女のお店(キャバクラ)に偶然行ったのが縁。
週末には彼の家(一戸建)に彼女がやってきて、家事をやってくれるようだ。

最近、生え際の後退が目立っているA君だが、彼女に「友達に会わせることもあるから、見た目を若く見えるようにして欲しい」と増毛を切望され、しかたなく数十万円かけて施術したとか。
若い女性に合わせるというのも、結構気苦労が多そうだね。
彼自身は彼女と結婚したいと思っているのだそうだが、果たして女性側にその気があるのかどうか。
そのへんも、見極めるのが難しそうだ。

その2 B君の場合
41歳。結婚歴なし。両親と同居。3歳下の弟には妻子あり。
40歳を過ぎてもパラサイト・シングルを決め込んでいるB君。もちろん、生活費まで親を当てにしているわけではないが、ズボラな性格ゆえ、家事を一切しない。よって、独り暮しは無理。
いまだに母親が彼の食事、洗濯等の世話をすべてやっている。

そんなB君だが、お調子者ながら妙に押しが強く、図々しいところもある性格ゆえか、不思議と付き合う女性に不自由していないのだ。ちなみに顔立ちはごくごく人並みで、けっしてハンサムではない。
もともと30歳くらいから同世代の女性には見向きもせず、20代前半の女性ばかり追いかけていたB君だが、10年たってもそれは変わらず、いまだに若い女性ばかり追いかけている。

で、このB君、ここ7、8年ばかりは、女性の住まいに週3回ほど通うパターンが続いているらしい。
相手はやはり、20代前半の女性ばかりだが、むこうもまだまだ自由でいたい年頃らしく、結婚なんかまるで意識していないらしい。
2、3年すると、どっちかが相手にあきて、別れる。そんなことの繰り返しだそうだ。

要するに「遊び」の関係なわけだが、これを見て「籠の中の鳥」である既婚者たちは、結構うらやましく思うかも知れない。
たしかに、30、40歳くらいの男がプレイボーイを気取るのはまあいいいかもしれない。
体力だって、まだ十分あるからね。
けどねえ、同じことを50、60歳になるまで続けられるとは到底思えない。
そのうち、若い女性にまったく相手にされなくなったら、どうするんだろうね。

うんと年下の女性と付き合うのはそんなに不可能なことではないけれど、結婚まで至るには、かなり困難な道のりがありそう。
それが、彼らを観察している僕の率直な感想です。


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