入院経験ナシ - 2004年08月28日(土) 僕は本来、決して頑健なほうではない。 だが、生まれつきの用心深い性格のせいか、あるいはたまたま運がいいのか、大病とか、大けがとかをしたことがない。 したがって、四十ン年も生きてきて、何泊も病院に入院したという経験がまるでない。 いや、会社を病欠したことだって、この二十何年かに一度くらいしかない。 これはどのくらい珍しい事なのかよくわからないが、世間一般的には、誰もたいてい一度くらいは、病気やけがでしばらく学校や会社を休んだ経験があるみたいだ。 つい先日も指名嬢(現在では、彼女ひとりくらいしか指名している子がいないのだが)のTちゃんがお店を休んでしまった。 それも二回にわたって。 一度目はストレスと過重労働のせいか、家で倒れてしまい、数日入院する羽目になってしまった。 その後、仕事には戻ったものの、お盆休みで帰省したとき、風邪気味なのに無理して風呂に入ったのが祟って、またも一週間ほど入院。 またようやくお店に復活したのだが、彼女の場合、昼と夜、ふたつの仕事があるから、毎日ずっと働きづめなので、また体を壊しやしないか、不安ではある。 どんな頑丈な機械でも、まったく休止させずに働かせていると、少し休ませつつ動作させているよりは、明らかに寿命が短くなる。 僕などは、忙しい忙しいといっていても、基本的には9TO6の仕事だし、土日は完全休業だから、休みは十分に取れているほう。 だから、そこそこ健康なんだと思う。 逆に、いかに頑健だと自負しているひとだって、毎日数時間しか睡眠出来ない、そんな状態が続けば、早晩倒れるに決まっている。 やはり、働きづめは体によくない。 倒れて入院するまで働くよりは、適当に休みをとって入院知らず、こちらのほうが絶対いいと思う。 世の中には、入院回数を一種の勲章のように思って、あまつさえ自慢する人がいるようだけど、死んじゃったらおしまいなんだよ、人生は。 ...
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