恋愛体質(第五回) - 2002年08月29日(木) さて、残る2タイプのかたへのアドバイスです。 ★ 35点から15点のかた あなたは、結婚したい、でもなかなか男性に縁がないというお悩みをお持ちではないでしょうか。 たぶん、あなたは容姿的にもあなたより点数が上のひとたちと、劣っていることはないと思います。 それどころか、料理がうまかったり、子供好きであったり、わりと家庭的なところもあるはず。 でも、なぜか、男性からはあまり声がかからない。 これはいったい何に問題があるのでしょうか? あなたは、いわゆる女性ならではの<武器>(たとえば、ウェーヴィーな長い髪、ボディラインを強調した服装、派手なメイク、香水の使用など)を使って、男性をひきつけることに、大きなためらいがあるほうではないですか? どちらかといえば、セクシーな格好をするのを避けていませんか? 適齢期の男性の多くは、どこか矛盾した考え方をしていて、自分の妻となった女性には「あくまでも家庭的であってほしい」と思うくせに、結婚する前は、交際相手に所帯じみた要素があると、ついつい敬遠してしまいがちです。 つまり、恋人としては、母性を感じさせる女性よりも、セクシーさを武器にするタイプの女性がいいのです。 ところが自分はそういう色っぽいキャラクターではない、ということを理由に、セクシーなスタイルをかたくなに拒む女性が、けっこういます。 絶対、アイメイクをしないとか、髪はストレートのショートにしかしないとか。 もちろん、それも、あなたらしさだとは思います。 が、そのために、男性の視線があなたから外れてしまう可能性も非常に高いのです。 オトコというものは、おおむね、バカみたいに単純です。 同じ女性でも、ショートカットにしているうちは見向きもしなかったくせに、少し伸ばしたとたん、何人もの男性がアプローチしてきた、なんてことがよくあります。 ですから、髪を伸ばすとか、着ている服を変えて、パンツルックだけだったのをスカートもはくようにするとかいった、ちょっとしたイメチェンだけで、十分効果があります。 ふだんジミめと見られているだけに、むしろその変化は劇的にうけとめらるはずです。 決して、ムリにゴージャス・セクシータイプに生まれかわる必要はありません。 一度、お試しあれ。 ★ 10点から0点のかた あなたは、なかなか潔い生き方をされておられると思います。敬服に値いします。 そのまま、独身をつらぬくのも、立派な生きかたでしょう。 しかし、もし少しは「結婚」という一般的なライフスタイルに未練がおありでしたら、そのままではいかがなものか、という気がします。 さいわい、あなたの男性観は、多くの女性のそれとはかなり違いますので、彼女たちと男性の好みで「バッティング」を起こす心配は、ほとんどありません。 あなたはどちらかといえば、アブラっ気のまるで感じられない、植物のような男性がお好きなはずです。 たとえば、砂漠のまん中で一生天体観測を続けている天文学者のようなタイプ。 そういう、世間の一切の煩悩からフリーな男性のいるような場所(そこはたいてい「女っ気」のカケラもない環境である場合がほとんどです)をさがして、そこにおける「マドンナ」的存在になればいいのです。 当然、商社だの銀行だの、女性社員の多いフツーの会社勤めはお薦めしません。 あなたのような女性は、ただ「ジミな子」という風に片付けられるのがオチですから。 出来るだけ、商売っ気のない仕事、つまり公立学校の職員とか、大学の研究所のアシスタントとかになって、男性がほとんどを占める「砂漠」のような場所に身をおきましょう。 そうすれば、あなたは確実に何人もの男性からアプローチされるはず。 世の中、すべて需要と供給のバランスの上に成り立っています。 そのへんをうまく見抜いて、適切な職業選びをすれば、恋愛体質の希薄なあなたでもムリなく恋愛の勝者になれます。 ベタベタ、ギラギラした「駆け引き」の世界ばかりが「恋愛」ではないということで、まさに「発想の転換」による勝利。 目のつけどころがシャープでしょ?(笑) ...
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