土曜日。 月曜日に迫ったゼミのレジュメ作りながら途方にくれてたら。
ごはんはなんか食べた? 勉強の邪魔はせえへんから差し入れに行ってもいい?
真からメール。 ありがたい話です。。。 少し遅くなるけど昼過ぎには行くよと真は言ってきた。
だけど。
突然翔から電話がかかってきた。
あのさぁ、今から難波に来れる? ちょっとだけでも会えないかなぁとか思ってさぁ。
ん〜?今から?大丈夫なん? っていうか今日会えないって言ってたやんけ! 突然何を言うねん。。。
ん・・・いやこれは俺の勝手やから無理ならええよ。 どうする?
どうしよう。 真がここに来る事になってるのに。 数秒考えた結果、私が出した答えは。
うん、わかった。今から行く
だった。
駅まで歩きながら真にメールをした。
ごめん!急に用事ができて出かけることになりました。 本当にごめんね!!
いいようのない罪悪感。 でも翔には会えるときに会っておきたい。 こう思うこと自体が私は真よりも翔のことを好きなんだろうか。
難波で翔と待ち合わせ。 うろうろしつつ、適当に店を見て回る。 一緒に夕食を食べようということになり。 それまで時間をつぶした。 そうしたらラブホ発見(爆)。 とても久々。
一緒にお風呂に入りながらぼ〜っとしていた。 ものすごく嬉しそうな顔をして私にくっついてくる翔。 普段はそれほどでもないけど、こういうところがあるから翔は可愛い。 5つ年上だというのを完全に忘れてる。
久々やねぇ〜。寂しかった?
うん。ずっと我慢してたし。
最近はいろんな問いかけに素直に答えてくれる。 なんかいちいち嬉しい。
ご飯を食べた後、帰路に着く。 真には悪いことしたなぁと思いながらごめんと再度メールを打った。
いいよ。みりあちゃんにも都合はあるんだから。
真は私が翔と会っていたことに気づいていたんだろうなぁ。きっと。 そう思うと申し訳なくてしょうがなかった。
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