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■ショッキングセンター。
2006年01月11日(水)
電車で30分程時間をかけて、東武練馬駅前にある板橋サティ
というショッピングセンターに行ってきた。

このわりと大きめのショッピングセンターをを訪れるのは
初めてで、嫁は入り口の前に立っただけで

「わあすごーい。わくわくしちゃう」

まるで栃木の子供が初めてディズニーランドに来た時の様な
舞い上がりまくりのリアクションをしていた。たかが場末の
街の大型店舗なのに…と苦笑したが、考えてみれば嫁は娘・R
(2才)と息子・タク(3ヶ月)を抱え外出もままならない。
せいぜい地元の商店街やスーパーと家の往復の毎日であり、
だからこそ嬉しいのだろう。

どこへも連れてやれなくれすまんのう…夜ならいくらでも
イカせてあげるのに。

嫁は基本的にスタバとパン屋とお気に入りのアパレルの店が
いくつかあれば満足なのだ。僕としてはあとメイド喫茶が
欲しい。でもここにはなかった…(普通ねーよ)

そして子供が遊べるところ。今日ここに来たのもRを遊ばせた
かったことが大きい。おもちゃや遊具が設置されている屋内の
遊び場…都心のデパートなどにはあまりないのだ。

嫁がタクを授乳するため、ベビールームに行っている間、僕は
Rをここで遊ばせることにした。Rが特に遊びたがったのは電車や
バス・スポーツカーといったキッズライド(お金を入れると動く
乗り物メカ)であった。

「ぱぱ、でんしゃ!ぱぱ、ばす!ぱぱ、ぶうぶー!」

もう興奮して「乗せろ」とうるさい。

「あれはお金を入れないと乗っちゃダメなんだよ…」

と言い聞かせようとしたのだが、どのキッズライドにもお金を
入れないまま子供が乗って遊んでいて、その中で電車に乗って
遊んでいる小1ぐらいの男の子が

「おいでよー」

とRを手招きしているので「ま、いいか」とRを乗せてやった。
今時のキッズライドは豪華で「わんぱくが丘行き」とか案内が
されてあったり、ドアも自動で開いたりする。

中でも子供心をソソるのは、やはりいじり甲斐がある操縦席
だろう。そこは件の男の子が占領していてマスコンやブレーキ
ハンドルをいじり倒していたのだが、Rがやりたそうにじいっと
見ている視線に気付き、

「おいで、いっしょに座ろ」

彼は優しくRをエスコートするではないか。なかなか良い少年で
あることよ、と感心したのだがそれも束の間、Rがモジモジ躊躇
しているのを無理矢理抱き締めて操縦席に引き寄せたのだった。
そしてなかなか離さない。Rの顔を見ると既に半ベソ。

「ぱぱ、だっこー!」

救いを求める娘の声に反射して、速攻で男の子からRを奪い返した。

「あはは、ボク、ごめんね」

坊や、それ以上オイタすると「わんぱくが丘行き」が地獄行きに
なるからね…。まあ彼に悪気はないのだろうが…Rにとっては痴漢
電車初体験になるのだろうか。

そんなRが可哀想になったのと、キッズライドをタダ乗りしたのも
あって、機関車トーマスのミニチュア汽車にコインいっこ入れて
乗せてやった。コトコトと線路を走るトーマスに、シャボン玉も
吹き出して来てとてもメルヘンであり、あショックウェーブ。
Rも楽しそう。

これで先程の災難もトラウマになることなく忘れてくれるだろう、
と思っていたら…さっきの男の子がRを追ってきた!

「わああ!痴漢者トーマス!」

昨日の日記の暴力ガキといいRは災難続きである。女性専用電車
メカを作って欲しい。

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エンピツ投票。こっちのほうもヨロシク
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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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