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■息子のファーストフード。
2006年01月12日(木)
息子・タク(3ヶ月)の「お食い初め」の儀式を執り行った。

「お食い初め」とは赤子が生まれて100日後に行なう、初めて
固形の食べ物を食べさせるイベントである。

もっともこの時期にバクバク物を食う赤ちゃんなどはおらず、
タクもまだ母乳100%であるが、丈夫で食べ物に困らないよう、
という食事のまねごとをする縁起事である。

その他に「箸立て」「まなはじめ」「箸揃え」「百日(ももか)」
「ひめはじめ」とも言うらしい。慌ててインターネッツで調べた
知識なので嘘があるかもしれない。

嫁が作法に則り、赤飯、煮物、梅干、つみれと吸い物などの料理を
用意した。その他に、石。これをタクの歯にちょんと当てて「石の
ように歯が硬くなりますように」という「歯固め」のおまじないを
行なうためだ。

この石は初詣に行った時に娘・R(2才)が境内で拾い。何故か絶対
離さないまま持ってきたものである。姉の固い石ならぬ意志を尊び
これを使うことにした。

子供の一生に一度の厳粛なイベントなので、股間に石を当てて

「これでお父さんも石のように硬く」

などと言ってはいけない。

そしてメインのおかずは鯛の尾頭付き。嫁は

「こんなの捌いて焼くのなんて初めてだから緊張する」

と言っておった。

ちなみに子供の一生に一度の厳粛なイベントなので、

「じゃあお父さんの亀の頭付き、略して亀頭で練習とか」

などと言ってはいけない。その場で断ち切られる。さて、今日の
主役のタクには赤飯を一粒口に入れてみた。

「ちゃんと食べるかな?」

「Rは食べてたよね」

結局飲み込めずぺっと吐いてしまったが…。

このような様子をビデオカメラを回して撮っていたのだけれども、
いつかタクが成長した時に見る時は来るのだろうか。

そのころタクは女体のお食い初めも経験してたりして。
そして老いた僕は歯固めの石を股間になすりつけてたりして。

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